690th 1999/08/31

今年もまた2/3が終わってしまいましたねぇ。昨日の夕方から具合が悪くなり、今日は会社を休んでしまいました。まだ頭痛は残りますが明日は大丈夫そうです。 ところでNHKクローズアップ現代「いまだ修行中−指揮者・小沢征爾64歳の挑戦」を見ました。彼の偉大さがほんの少しだけ判ったような気がしました。「何事もおしつけてはいけない」「それぞれの者が何をしたがっているかを聞き出せ」「チャンスを与えよ」「自らのルーツ・価値観をしっかり持て」「数千人が聴きに来てくれても、そのなかの数名の人生に影響を与えることができればそれで十分」・・。その殆どが、私がいつも考えていて、そしていつも部下(特に課長達)に言っていることです。私の人生観でもあるんです。番組を見て「小沢征爾ってカッコイイなぁ」と思いました。20年後、私もあんな風になっていたいなぁ。がはは!

689th 1999/08/30

民主代表選、改憲問題が争点に浮上してきたようです。一昨日も書きましたが、結構なことです。菅と鳩山では路線が違い過ぎます。鳩山が「憲法問題でしっかり議論して党が割れるなら仕方ない」と言ったとか・・。また、「古くなった着物を新しいものに替えるのは当然のことだ。憲法を不磨の大典にせず、改正を議論する必要がある。」「憲法改正を訴えていく中でどうしてもついていけないという人がいれば仕方ない」とも言ったそうです。化けの皮が剥がれてきましたね。結構なことです。この際、分裂・解党してもらいましょう。菅は横路と手を組み、左翼大連合を作るべきです。小選挙区制というのは「両刃の剣」です。中選挙区制では政権をとれなかった政党でも、いったん流れが変われば一気に政権に近づくことができます。菅には是非、左翼大連合を作ってもらって次期総選挙で大勝してもらいたいものです。

688th 1999/08/29

午後から地元をぶらぶらしました。「モトスミカルトQ」のネタを探しにお散歩です。駅の向こう、中原街道も越えて、ぐる〜っと散歩してきました。この街に暮らしはじめて25年ですが、初めて歩く商店街です。昔ながらの雰囲気を漂わせる、何かもの悲しい商店街でした。老人の姿だけがやけに目につきました。片やブレーメン商店街では買い物客や若者でごった返している時間に、片や木月四丁目商店街では閑古鳥が鳴いていました。距離にして約1km、時間にして約10分離れるだけでこうも雰囲気って違うものなんですねぇ。

687th 1999/08/28

民主党の党首選挙、興味をもって見ています。鳩山・横路・菅、3人の争いですが、果たして菅以外の人間で「大政翼賛体制」にむかっていって勝ち目はあるのでしょうか? 鳩山を支持するグループは結局「大政翼賛体制」の補完勢力に過ぎないのではないでしょうか? 徹底した党内議論を望みます。選挙協同組合のような政党は不要です。この際、路線の違いを明確にさせて有権者にはっきり示すべきです。民主党分裂も一選択肢だと私は思います。鳩山から横路までではその路線に大きな隔たりがあり過ぎます。以前も言いましたが、私は菅直人のファンです。討論会での彼の態度、主張は理論的で非常にわかりやすいものです。いっそのことこの際、左翼大連合構想でもぶち上げて欲しいものです。民主党の左派から社民党、いろいろな市民運動組織、そして場合によっては共産党まで含んだ左翼大連合です。日本共産党としても旧態依然とした教条主義的な部分は捨て去らなければならないことは言うまでもありませんが、世の中「共産党はちょっと・・」などと言っている時代でも状況でもありません。今のうちに自自公・大政翼賛体制を潰しておかないと、後世になって本当に「1999年がターニングポイントだった」と言われかねません。私は本当に心配しているのです。

686th 1999/08/27

たった今帰ってきました。午前3時半です。(^ ^;) 月に一度の地元のネット仲間のオフ会でした。今日は午後から外出続きで最後は本社でしたが、役員に捕まり6時頃から飲んでました。1時間程度で早々に切り上げ(逃げてきたとも言うが)ましたが、オフ会には30分ほど遅刻してしまいました。9時間以上も飲んでいたことになります。さすがにちょっとふらふらします。さぁこれをアップしたらもう寝ましょう。だってホントにくらくら来てるんです。がはは!

685th 1999/08/26 part-2

だからいないと言ってるじゃない!ったく強引なんだから・・。またまた新規案件が飛び込んできました。今でも対応できない案件を抱えているのに、昨日の夜になって「急な話なんだが明日の打ち合わせに出て欲しい」ですって!しかも9月1日開始案件ですって!!ったくトホホだぜ。でもまぁしょうがないので話だけは聞いてきました。こうなったらウルトラCの裏技を出すしかないかな?がはは!

684th 1999/08/26 part-1

久しぶりに青山に出勤しました。今週初めてです。机の上は連絡書や依頼書の山です。メールをチェックしたら498通たまっています。大きな山を目の前にしてとりあえず一服-y(^.^).oO○という感じです。さぁこれアップしたら仕事始めましょう!がはは!

683rd 1999/08/25

大蔵省が発行した1998年版の「防衛白書」と「犯罪白書」のCD−ROM版にコンピュ ーターウイルスが混入していた事件、ちょっと笑ってしまいました。よりにもよって「防衛」と「犯罪」ですからねぇ。ウィルスを仕込んだ奴のセンスに思わずニヤっとしてしまいました。コンピューターウィルスをまき散らす輩を別に擁護しているわけではありませんが、ただ、その他一般のウィルスとどうしても同じに思えない私って、困ったもんですねぇ。がはは!

682nd 1999/08/24

今、午前3時です。でもここは自宅ではありません。 (^^;) 今日は某商社の港北コンピューターセンターへ直行でした。午前中に会議1本、午後からも会議1本、全て終わったらもう午後4時半でした。と言うわけでお決まりの飲み会です。がはは! 本部も、当然部も違う11名が集まり宴会です。(はて名目は何だったかなぁ?)2次会へも4名で流れてこんな時間になっちゃいました。わっはっは! しょうがないので市が尾の役員の家に泊まらせてもらうことにしました。明日はここから再度コンピューターセンターへ直行しますが、でもこれから3次会が始まる模様・・。がはは!

681st 1999/08/23

う〜ん、体がバリバリです。腕も肩も首も背中も腰も脚も・・。参った。(ToT) スケジュール表を見ると今週は今日だけ何も入っていないし・・。ということで不本意ですが(ホントか?(笑))今日は代休をとってしまいました。がはは!

680th 1999/08/22

インターネットで知り合った地元の仲間達8人で、山梨県・道志村の水源の森キャンプ場までバイクツーリングに行ってきました。持っていくもの全くなしの、すべて用意されているバーベキューでしたが、これはこれでお手軽でいいですねぇ。帰り道1〜2時間雷雨にあったりしましたが、今日はヘルメットをジェット型に変えていたので、雨がバシバシ顔に当たり痛いこと痛いこと・・。まぁそれでも楽しいツーリングでした。雨具を着て走るなんてホント久しぶりです。十数年前の若かりし頃をちょっと思い出してしまいました。がはは!

679th 1999/08/21

明日のツーリングに備え、午後からタンクバックなどを買いに外出しました。ジャバラ形式のタンクバックがあったのでそれに決定!普段は小さく使って、いざというときに大きくなるなんてGoodです。ウェアやブーツ、その他のグッズも欲しかったんだけど、年に何回もしないツーリングのために散財するのはねぇ・・、という珍しく(!)経済的な気持になり買うことはしませんでした。がはは!

678th 1999/08/20

あぁ〜、楽しかった! 新丸子の野球MLの仲間と5人で、神宮球場で野球観戦してきました。川村のプロ入り初の無四球完投勝利を見ることが出来ました。9回裏に駒田がエラー(記録は2ベースだけど、あれは絶対エラーだ!)しなければ、完封劇が見られるところでした。座席も最高でした。バックネット裏の2階席だったので風がながれて涼しいし、それに屋根も付いているので最悪雷雨になっても大丈夫な席でした。しかも選手の家族招待席だったので無料です。(これって書いちゃまずかったのかな?)う〜ん、最高の夜でした。こういう催し又お願いネ!>新丸子野球MLのオーナーさん

677th 1999/08/19

なんてこったい!その1:久しぶりに今日は真っ直ぐ家に帰ろう!と思っていました。午後6時まではね。(^ ^;) 某商社をリタイアしたオヤジ連中に久しぶりに呼び出されちゃいました。なんでも3人で集まって午後4時過ぎから飲み始めていたとのことで、6時半に待ち合わせたハチ公前では3人共すでにいいご機嫌です。麻雀自体は別に徹夜する事もなく、珍しく電車で帰宅することが出来ましたが、肝心の成績の方が・・。(ToT) リタイアした酔っぱらいオヤジたちに鴨にされてしまいました。トホホ。本来ならサンペコにしてやらなくちゃいけないのに、逆にウーロン茶240本も取られてしまいました。取られたウーロン茶の数が悔しいのではなく、あんな悠々自適の酔っぱらいオヤジ達に取られたのが悔しいぃぃ!

なんてこったい!その2:読捨虚塵群が今日もまた中日に負けました。同一カード3連敗です。しかも5−0のリードを守れず、結局最後は(相手に更に勢いをつけさせる)サヨナラ負けです。まったく役に立たない奴らです。明日は報知買おうっと。がはは!

676th 1999/08/18

3連チャンです。(^ ^;) 今日は2週間に1回の幹部会でした。その後、3人を連れ出して青山で飲んでました。女房の方も地元のネット仲間と日本酒を飲む会などをしていたそうです。夫婦揃って遊び好きです。がはは! それにしても読捨虚塵群の不甲斐なさにはほとほと呆れます。ホントだらしないったらありゃしない。意地ってものがないのか!まぁそんなものがある選手は虚塵なんかに入団しないでしょうけどね。がはは!

675th 1999/08/17

う〜む。いきなり週明けから連チャンです。(^ ^;) 今日もまた飲んで来ちゃいました。がはは!今日は昨年度の団体表彰報奨金を元手に焼き肉食い放題という会でした。25名が集まりました。飲み放題食い放題100分で4000円です。ところが肉以外は別料金で、あっちこっちで「ご飯おかわり!」とか、「キムチ追加!」との声が響きわたり、何のことはない一人約6000円もかかってしまいました。私はビールなどそこそこに専ら肉食に徹しました。う〜ん、もう腹一杯です。ちょっと気持ち悪いくらいです。当分焼き肉は食いたくありません。がはは!

674th 1999/08/16

西丹沢の行方不明事故、笑っちゃいますね。ダム管理事務所が2度にわたり注意したり、通報をうけた警官が警告に来たりしていたんですね。しかもダム放流のサイレンを普段の3倍も長く流していたとも聞きました。だいたい天気が悪いときに川の中洲にテントを張るなんて自殺行為です。一緒に死んでしまった子供には可哀相ですが、親の方は自業自得です。まぁあんな奴らは死んで当たり前、当に「自然淘汰」と言う言葉がピッタリな事件でした。生き延びた奴らは当分世間様の冷たい視線を浴びて生きて行くんでしょうね。がはは!

673rd 1999/08/15

「敗戦記念日」です。広島の原爆忌からはじまった一連の「教示」も、とうとう今日まで続けちゃいましたね。(笑) 敢えて「敗戦記念日」という表現にしたのには当然わけがあります。「終戦記念日」では曖昧な表現になってしまうのです。「終戦」では勝っても負けても戦争が終わったという意味にしかなりませんが、「敗戦」という表現にして初めて、無謀な侵略戦争を始めたからこそ戦争に負けたんだぞ!という意味が込められる、と私は思うのです。

敗戦記念日を記念して、今回の一連の「教示」の締めくくりは、現在の我々が出来ること、或いは、現在の我々に出来ること、或いは、しなくてはならないことについての私の考えです。

日本が起こした先の侵略戦争で兵士として亡くなった方々や、一般市民として原爆で亡くなった方々も、実はよく考えると皇国史観の日本軍国主義に殺されたということを再度認識し、心に銘記しましょう。南太平洋で餓死した日本兵や玉砕した日本人もアメリカ軍に殺されたのではなく、皇国史観の日本軍国主義に殺されたのです。東京大空襲で亡くなった一般市民もB29の焼夷弾で焼き殺されたのではなく、皇国史観の日本軍国主義に殺されたのです。極寒のシベリアに抑留されて餓死や凍死した人々もソ連に殺されたのではなく、皇国史観の日本軍国主義に殺されたのです。個人レベルでなくて歴史レベル・人類レベルで考えればよく判ると思います。原因があって結果があるのです。日本軍国主義の台頭を許してしまったので、親兄弟が死ななくてはならなかったのです。天に唾すれば自分の顔に返ってくるように、因果応報ってやつです。貯まったツケを清算されられただけなんです。先人の苦い体験を学習し、二度と先人の轍を踏まないようにすることが我々の課題であり使命です。1999年は戦後54年ではなく、戦前XX年と考えましょう。それでなくても「ガイドライン法案」「国民総背番号法」「盗聴法」「日の丸」「君が代」「憲法調査会」等々、戦後50以上にわたり守られてきたものが、自自公の大政翼賛会によって台無しにされてしまったのですから・・。

次の総選挙で再度自自公を勝たせると言うことは、我々の子孫に禍根を残すことになります。必ず阻止しなければなりません。「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから」という広島の碑は、「戦争は二度と繰り返しませんから」と宣言をしているのではなく、「(戦争に突入してしまった体制を阻止できなかった)過ちは二度と繰り返しませんから」と読むべきです。次の選挙でも自自公を勝たせると言うことは、その過ちをまた繰り返すということと同義です。未来の我々の子孫からバカにされたり非難されたくなければ、必ず自自公という右翼反動勢力は潰しておかなくてはなりません。

672nd 1999/08/14 part-2

中国で中国人民を虐殺した日本兵について、好意的に見れば2つの側面があると思います。ひとつは、中国人民への加害者・虐殺者・抑圧者としての側面。もうひとつは、日本軍国主義の犠牲者・被害者という側面です。敢えて「好意的」と但し書きをつけたのは、「虐殺される側」から見れば全く関係ないことだからです。目の前にいるただの殺人鬼にすぎません。この点、「侵略された側」である中国共産党の戦後の姿勢は称賛に値します。「日本人を憎まず、日本軍国主義を憎む」「日本人民もまた日本軍国主義の犠牲者」との見解を表明しているのです。侵略した国や者に対し、(あくまでも公式見解ではありますが)このように論理的で大らかに対応できるなんて素晴らしいですね。『連帯するのに有利であって、連帯するのに不利ではないこと』ということを実践できるのは、永年にわたる階級闘争から学んだ成果なんでしょうね。

671st 1999/08/14 part-1

休日・朝9時から・お盆の最中・大雨洪水警報発令中、の出勤です。(;_;) 客先のY2K最終テストなんです。どうせ私は何もしないんですが、うちの若い奴らが総出で昨晩から2泊3日の勤務中なので私も出てきました。諸君、がんばってね★がはは!

670th 1999/08/13

『しつこいようですが、「良い戦争」は存在しません。言い換えれば「悪い(侵略)戦争」と「良い防衛」です。』 こんな書き込みがBBSにありました。私の主旨が伝わっていないようですね。私が『戦争には「良い戦争」と「悪い戦争」がある』と言ったのは、以下のような理由からなのです。

「戦争は悲惨だ」とか「全ては戦争が悪いんだ」とかいう表現で、全ての戦争を糞味噌一緒に扱うセンチメンタリズムがあります。これではものの本質が見えないだけでなく、本質を隠す事になると思うのです。全ての戦争が悪いわけではなく、戦争には良い戦争もあるんだといういことを、敢えて述べたに過ぎません。「良い防衛」などありません。「防衛は全て良い」のですから、2重修飾になってしまいます。ですから、この場合「良い戦争」でいいのです。(もちろん「悪い防衛」があれば話は別ですが・・。)

「センチメンタリズムが本質を隠す」と言いました。数十年前の過ちの本質は「戦争」にあるのではないのです。「戦争」は結果に過ぎません。原因は天皇制・皇国史観・日本帝国主義にあります。よく考えて下さい。物事の本質を隠し、センチメンタリズムで糞味噌一緒にしてしまうことによって一番利益を得るのは誰でしょうか?そして一番損をするのは誰でしょうか?

669th 1999/08/12 part-2

たった今帰ってきました。午前2時ちょっと前です。(こういう書き出し久しぶりだなぁ。がはは!)今日は先ず人形町での接待でした。6月から始まった新規案件を仲介してくれた某商社の人間を、私とうちの役員で接待してました。その最中、マナーモードにしていた携帯に電話が入り、地元の友人からの呼び出しです。(^ ^;) 接待終了後、さっそく地元に駆けつけました。新丸子のインターネットメンバー2人と合計4人で臨時オフ会です。そこを出てから今度は元住吉に4人で流れてきて今まで飲んでました。いやぁ久ぶりに「飲んだなぁ」という感じです。やっぱり地元の人間と飲む酒が一番ですね。がはは!

668th 1999/08/12 part-1

8月15日迄あともう少し。さぁ今日も行くぞ!(笑)

こんな意見もありました。『戦争という状況、これは既に非人道的な状態ですよね。ここに放り込まれた兵士、彼らに「紳士的であれ」といえるでしょうか?殺らなければ殺られる状況、周囲は敵、そんな極限状態で生き残るには。僕なら敵を殺しまくり、食料を略奪して食べ、ゲリラが潜む可能性のある場所は破壊し尽くすでしょう。』

う〜ん困りましたねぇ。やっぱりここでも「侵略される側」からの視点が欠けています。勝手に侵略してきておいて「周囲は敵」と言われてもねぇ・・。これって「侵略する側の論理」ですよね。強盗が押し入ってきたから反撃しているのであって、この反撃を「敵」と言われちゃ困っちゃいます。あなたの家に強盗が押し入ってきて、女房や子供が犯されているのを目の前で見せられて、それでも反撃しませんか?反撃したら「敵」なんですか?どっちが加害者でどっちが被害者かが判っていない論理ですね。

667th 1999/08/11

う〜ん、やっぱりこのまま8月15日までいってしまいそうですね。(^ ^;)

昨日も書きましたが地元の仲間達のHPでもいろいろな意見が述べられています。『先の日中戦争は日本が負けたから「侵略」と呼ばれているのでは?もし日本が勝利し、日本領としていたなら侵略とは呼べないのでは。現に、今現在日本とされている北海道・沖縄も侵略の結果日本領となっている場所です。今、各国の領土というのは、結局侵略し合った末に(とりあえずは)落ち着いた結果ではないでしょうか?』という意見がありました。

間違いだと思います。侵略というのは民族自決権を侵したり、一国の主権を侵すことをいうものです。「負けたから侵略で、勝ったら侵略ではない」という性質のものではありません。どんな理由であれ、他人の家に土足でドカドカ上がり込んで行っていい訳がありません。問題は「侵略される側の論理」でどこまで考えられるかということです。「侵略する側」が何と弁解しようが関係ありませんし、無視すべきです。「侵略された側」が「侵略された」と思ったら、それは「侵略」です。当然アイヌに対する行為も侵略です。ただ、あまりに徹底的に侵略し尽くされてしまったので、怨嗟の声を上げる人間が極端に少なくなってしまったに過ぎません。また明治以降の同化政策で懐柔されてしまった面も多々あるそうです。しかし本質は正真正銘の侵略です。征夷大将軍の時代、あるいはもっと以前からの侵略は明治以降も形を変えてつい最近まで続いていました。(まだ続いているという人もいますが・・。)わざわざ旧土人法(一昨年まであったんですよ!)のことを例に出すまでもなく、これは自明の理ですね。当時の琉球新報の社説はこちら。

666th 1999/08/10

最近になって地元の友人達のHPで政治的なことについて語られる機会が増えてきました。喜ばしいことです。ということで、今日もまだまだ続きます。(^^;)

「今ここにある危機」と題して友人がこんな事を書いていました。『日本が原爆を保有していたとしたら(非核3原則云々は抜きにして考えてください)、北朝鮮はテポドンミサイルを絶対に発射しないのでしょうか。』 皆さんはどう思いますか?

私はこう思います。当然、非核3原則は抜きにして考えましょう。朝鮮民主主義人民共和国は、「日本が核を保有している(ことと同じだ)からテポドンミサイルを発射した」のです。もっと正確に言うなら「自国以外の周辺国全てが核を保有しているからこそ、核を開発し周辺国を威嚇する」のです。相手の国の立場になって考えて下さい。北朝鮮が脅威と考えている南朝鮮・日本・アメリカ、そしてその昔盟友関係にあったロシア、現在も一応盟友関係にある中国、自国の周辺国は皆核保有国(或いはそれと同等)なのです。ここで「民族自決権」が出てきます。自国領土、自国民、自国の主権は絶対守られるべきです。「お前ら俺をなめるんじゃないぞ。俺だってこんな武器を持っているんだぞ!」という姿勢に出てあたりまえじゃないですか?

蛇足ですが、友人の問いが『日本が原爆を保有していなかったら、北朝鮮はテポドンミサイルを絶対に発射しないのでしょうか。』というものならおもしろい質問で、尚かつ考えようもありますねぇ。(笑)

665th 1999/08/09

8月9日ですから、今日も原爆の話です。確かに「良い原爆」などありはしません。人類を何回も殺せるほどの破壊兵器など、その存在を許すべきではありません。

ところで「民族自決権」については皆さんどう思っていますか?あくまでも「生」あっての話ですが、「民族自決権」は神聖不可侵なものだと私は考えています。ここが問題なんです。純粋に民族自決の為に、自国を守るために、列強に侮られない為に、ディフェンシィブに保有する「原爆」も「絶対悪」なのでしょうか?それとも「保有しているということは、コントロールできない悪人に使われる可能性が発生したり、不慮の事故で暴発してしまう可能性がある」という理由で「悪」なのでしょうか?もしそうならこの場合は「絶対悪」とは言いませんよね。

先日も書きましたが、もしユーゴが核を保有していたらNATOはあんな侵略ができたでしょうか?もしクルド人が持っていたらイラク政府は攻める事が出来ますか?もしバスク人が持っていたらスペイン政府は彼らをあんなに虐げられますか?もしチェチェン人が持っていたらロシアは空爆できますか?ここのところをどう考えますか?>あの空爆の時、NATOを非難していた皆さん。

664th 1999/08/08

こうなったらとことんやっちゃいましょう!このまま8月15日に突入しちゃったりして。がはは!

『ひとつの戦争をそれぞれの国から見て「いい戦争と悪い戦争」に分ける必要はあるのでしょうか?あれは日本の侵略戦争で「悪い戦争」でいいのでは。』という書き込みがBBSにありました。

やっぱり分けて考える必要がある、と私は思います。「悪い戦争」という定義だけでは不十分です。「良い戦争」というものを定義して、それと対比させると尚一層「悪い戦争」の本質が判ってくると思います。 よく、「全て戦争が悪いんだ」とか、「戦争が憎い」とかいう言葉をドラマなどで耳にします。またその影響でしょうか、物事をよく判断できない奴らも同じ様なことを口にします。ちょっと待って下さい。これこそ『糞味噌一緒』というものです。本来は分離されるべきものを一緒くたにして物事の本質を隠し、ひいてはその責任の所在を曖昧にするものです。ものごとはちゃんと理論的に筋道をたてて考える癖をつけましょう。

アングル1(日中戦争の時の日本軍の場合) 他国を侵略するということは、他人の家に土足でドカドカと入っていき強盗を働くということです。しかも「奪い尽くして焼き尽くして強姦し尽くす(いわゆる三光作戦)」ことまでしたのですから、これはどんな屁理屈をつけようが無条件に絶対悪です。これをもし戦争と呼ぶなら(本来は強盗と呼ぶべきでしょうが)、これは「悪い戦争」です。現地の人に反攻されて殺されても文句は言えません。日本軍が皆殺しにあったって文句なんか言えません。だって強盗なんですから。逆に賠償を請求されてもおかしくないくらいです。この場合は「全て戦争が悪いんだ」とか、「戦争が憎い」とか思うのではなく、「強盗したんだから殺されてあたりまえ」「強盗にした日本帝国主義を恨め」「強盗にした天皇を恨め」と思うべきですね。或いは一歩進んで「日本が帝国主義になっていくのを看過してしまった自分を恨め」ですね。

アングル2(日中戦争の時の中国人民の場合) 一家団欒の場所に強盗が入ってきたのと同じです。或る者は無抵抗のまま、強盗に奪われ、強姦され、殺され、放火されましたが、或る者は反攻に出ました。あなたならどうしますか?黙って殺されるのを待ちますか?私ならイヤですね。これは正当防衛です。この場合、相手は犯罪者ですからそれを退治するには手段を選ぶ必要などありません。謀略・テロ・ゲリラ、全部正当な行動です。これをもし戦争と呼ぶなら(本来は正当防衛と呼ぶべきでしょうが)、これは「良い戦争」です。繰り返しますが、だって相手は強盗なんですよ!

しかしここでちょっと考えなくてはいけないことがあります。日本軍の一般兵士も、実は日本帝国主義の被害者ではなかったかと言うことです。皇国史観で教育され、洗脳され、前線に送り出された被害者ではなかったのか、という観点です。事実そのとおりなのでしょう。ですから今の我々の責務は、あの「悪い戦争」は何故、どのようにして起こり、またどのように総括されているのか、そして、二度と繰り返さないためにはどうすれば良いのか、ということを考えることなのです。先ずその為の最初の第一歩として、「いい戦争」と「悪い戦争」を区別して考え、「全て戦争が悪いんだ」とか、「戦争が憎い」とかいうセンチメンタリズムを排さなくてはならないのです。

663rd 1999/08/07

さっそく友人が彼のHPで、私の「良い原爆・悪い原爆」論に対する批評を行っていました。彼の『太平洋戦争の時の日本とアメリカの立場を考慮すると「違うんじゃないの?」と思えてしまい、原爆による唯一の被爆国である日本人にとっては、いまいち説得力に欠ける主張です。』という批評に反論するつもりはありません。原爆の使用については、私も彼と全く同じ主張です。使用は絶対悪です。私が主張したかったのは「核を保有することによる抑止力」です。

繰り返しますが、核の使用は絶対悪です。一般市民を上空から落とす一発の爆弾でいっぺんに何十万人も殺し、その後も何十年に渡り苦しめる兵器などを絶対使うべきではありません。が、だからこそ抑止力になるのではないでしょうか?パキスタンの首相が言ったように「日本のようになりたくないから核兵器を持つ」というのにも理が(それが盗人にも三分の理でも)あると思えるのです。もしユーゴスラビアが核保有していたらNATOはあんな酷い侵略が出来たでしょうか?弱小国は核保有によって活路を見いだす事が出来るのではないでしょうか?

物としての原爆と、実際に使用する原爆を分けて考える必要があるのではないでしょうか。料理の為の出刃包丁と、機長を殺した出刃包丁を区別して考える必要があるように・・。問題は物ではなく、どのように使うかなのです。使う原爆は絶対悪ですが、果たして抑止力としての原爆も悪なのでしょうか? 昨日も書きましたが、これが親戚に被爆者がいる私の、この四半世紀に渡る難問なのです。

662nd 1999/08/06 part-2

8月6日といったら「原爆を語らずして何を語るべきか」ですね。そこで敢えて問題提起です。「原爆はみんな悪い」んでしょいうか?「いい原爆と悪い原爆」はないんでしょうか?ここ四半世紀、この問題が私の中でははっきりしません。

戦争にはいい戦争と悪い戦争があるのはハッキリしています。侵略戦争と、それへの抗戦ですね。同じ戦争でも中国へ侵略した日本軍は悪い戦争ですが、それを迎え撃った中国側は聖戦です。では原爆はどうでしょう。確かに使うことは絶対悪ですね。でも侵略の脅威にさらされている国が、侵略しようとしている国に対する抑止力として原爆を保有するのまでを悪とできるのでしょうか?

例えてみましょう。いつもガキ大将にいじめられている弱虫が、一念発起してバタフライナイフを買ったとしましょう。いつものように虐められそうになったとき、「もう虐めるな!いじめるんだたら僕だってこれで反撃するぞ!」といってバタフライナイフをガキ大将にちらつかせるのです。これによってガキ大将が「おっ!こりゃやばいぞ。もう簡単には虐められないな。」と思い、結果としてその弱虫は平和を勝ち取ることが出来たのなら、これは「良いバタフライナイフ」ではありませんか? だとすると、弱小国が周囲の強国から自らの国を守るために核保有するなら、それは「良い原爆」になりませんか?武器をちらつかせることによって得られる平和は本来の平和ではありません。本来なら理論的に話し合って解決すべきですね。でも結果として(一時的にでも)平和が得られ、また武器を持つことによって交渉のテーブルにつけるなら、これは真の平和への一歩前進とはとれませんか?

こういうことを考えること自体、原爆被害者の方の映像を見ると不見識・非常識に思えたりもします。私の叔父も広島で被爆しています。またこの論は軍拡競争を是認する論でもあります。でも何も考えず定型的に「原爆は悪」とするのはどうでしょうか・・。原水禁と原水協の問題ではありませんが、私にとっては深い問題なのです。

661st 1999/08/06 part-1

昨日の日経夕刊1面のコラム「鏡」に『人生には、1冊の本に感動し、自分の生き方を真剣に考えてみることがある。』として先日なくなった辻邦生氏を賞賛する文章が載っていました。私にとってそれは本多勝一氏でした。昨日も書きましたが、氏の「アメリカ合州国」を読んだ1971年の夏は私の出発点です。政治的に何の問題意識も持っていなかった高校1年の私の心の湖に、ポチャンと石を投げ込んで波紋を広げてくれたのが本多勝一氏でした。現在の私の思想信条を構成するに至った要素はたくさんありますが、ともかく政治的観点では最初の石を投げ込んでくれたのが氏でした。

660th 1999/08/05

毎日暑いけど、地元周辺はこの暑さに加えて別の意味で熱いんです。その熱源は『買ってはいけない−「週間金曜日」別冊ブックレット』です。地元近郊の某MLで話題(好意的)になっていて、それに対して友人が批判的は意見を持っているんですが敢えて反論しようとせずにこんなことを自らのHPで書いているんです。私はこの本まだ読んでないけど、執筆者の中に本多勝一がいると聞いてチョット読んでみたいなぁと思っています。何故って私の政治的な原点は彼の著作「アメリカ合州国」だったんです。

659th 1999/08/04

19時から始まった打ち合わせが、予定より1時間も超過して22時までかかってしまい、やっと終わったと思ったら今度は地元のネット仲間からの呼び出しです。私こういう呼び出しに弱いんです。(^ ^;) 今日もまた地元の隠れ家に8人があつまりミニオフ会をしてしまいました。私が駆けつけてから1時間もしない内に今度は「ラーメン食いに行こう!」ということになり、8人揃って日吉のラスタ麺までお出かけです。19時から22時までの3時間打ち合わせもあっという間に過ぎてしまいましたが、23時から1時までの2時間オフも何だか慌ただしかったなぁ。 ところで、もうちょっとで自宅に着くという時に、ラーメン屋に背広の上着を忘れてきたことに気がつきました。大急ぎで日吉までとって返し、幸い背広はありましたが一瞬青くなりました。何故って背広の内ポケットには札入れが入っていたんです。あ〜よかった。(札入れにいくら入っていたかはヒミツ)がはは!

658th 1999/08/03

今日もまた青山・渋谷と飲み歩いてしまいました。いやはや何とも・・。横浜のコンピューターセンターから、向こうの本部の席付き(秘書)3名が青山見学に来たんです。私の席付きも含めて5名でくり出しました。それはそれは華やかで、あ〜楽しかった!また行こうね★

657th 1999/08/02

週明けからいきなり飲んで来ちゃいました。たった今帰ってきました。午前2時です。今日は久しぶりの六本木でした。う〜ん、やっぱり六本木はいいねぇ〜。ギャルが多くて華やかです。やっぱり盛り場はこうじゃなくっちゃね!がはは! 途中、六本木の飲み屋からモバイルしたら、地元・元住吉のネット仲間2人、やや地元・新丸子のネット仲間1人、そして遠く北京の友人の合計4人に見つかってしまい、4元マルチICQなどを20分間に渡りしてしまいました。ネットは偉大だ!がはは!

656th 1999/08/01

南アフリカへ長期出張で行っていた地元のネット仲間が、昨日の朝4ヶ月ぶりに帰国しました。今日は彼の「お帰りなさいオフ」でした。彼を入れて5人が集まり、たった今まで飲んでました。帰国してまず最初に食べたのが「あじの開き」「いくら」と「白いご飯」だったそうです。そして夜は「ソース焼きそば」だったそうです。ソースのこげる臭いがたまらなかったんですって! いくら4ヶ月ぶりとはいえ、最低気温3度・最高気温20度の冬のヨハネスブルグから、連日真夏日&熱帯夜の日本への帰国なんて私ならイヤだね。がはは!