阿比留瑠比と古森義久の苛立ちを嗤う 〜慰安婦に関する安倍晋三の「謝罪」〜
特にニュースもない時や、仕事で忙しい時はサンケイ系をうろつくに限ります。ツッコミどころ満載のサンケイは良い新聞です。あっはっは!
今日も今日とて、首相訪米「苦い教訓」慰安婦問題、意図伝わらず(サンケイ・iza)という阿比留瑠比の署名記事や、日米会談「戦後レジーム脱却」へ成果 慰安婦「謝罪」不毛の恐れも(サンケイ・iza)という古森義久の署名記事には笑わせてもらいました。
こいつらはどちらも「安倍晋三は慰安婦問題で謝罪などしていない!」「ブッシュまでもが裏切りやがって!」といきり立っていました。
特に古森義久によれば、安倍晋三は事前にブッシュに電話をし、首脳会談での論題になることを防ぐ画策をしたにもかかわらず、結果としてブッシュとの首脳会談でも、共同記者会見でも、アメリカ側議員団との会談でも、アメリカメディアとの会見でも、自ら話題にする結果になったとのこと。
まぁ、知恵もないのに知恵者のつもりで画策するから墓穴を掘るのです。アメリカまで行ってイイザマってなもんでしょうね。安倍晋三クンは。あっはっは!
人を噛んだ犬が、その人に謝らずに自分の飼い主に謝る不思議
日米首脳会談―謝る相手が違わないか(朝日新聞・社説)に指摘されるまでもなく、「私は首相の謝罪を受け入れる」と言ったブッシュに首をひねったのは私だけではないはずです。
安倍晋三はそもそも何故アメリカで「人間として、首相として、心から同情している。申し訳ない思いだ。」と言わなければならなかったのでしょうか? それは「狭義の強制はなかった」などと歴史的事実を誤魔化し、歴史を修正する発言をしたことによってアメリカ議会で非難決議がなされようとしているからに他なりません。まさに内弁慶のガキと同じです。恥ずかしい限りです。
朝日新聞が言うように「米国で紛糾すると直ちに謝罪する」安倍晋三の姿は卑しすぎます。こんな男が「美しい国」だなどと言うのは一万年早すぎます。こんな男を葬り去る事こそが、日本を「美しい国」にする第一歩です。
== ここから転載 ======================================
(前略)慰安婦の話題を持ち出したのは首相の方からだった。「人間として、首相として、心から同情している。申し訳ない思いだ」
大統領は「慰安婦問題は世界史における残念な一章だ。私は首相の謝罪を受け入れる」と応じた。
首相は胸をなで下ろしたことだろう。だが、このやりとりは実に奇妙である。
首相が謝罪すべきは元慰安婦に対してではないのか。首相はかつて河野談話に反発し、被害者に配慮ある発言をしてきたとは言い難い。国内で批判されても意に介さないのに、米国で紛糾すると直ちに謝罪する。何としたことか。
問題が大きくなったきっかけは「当初定義されていた強制性を裏付ける証拠がなかった」という首相の発言だった。日本としての責任を逃れようとしているものと、海外では受け止められた。
米議会では、慰安婦問題で日本に公式謝罪を求める決議をする動きがあり、これに弾みを与えた。メディアも「拉致で国際的支援を求めるならば、日本の犯した罪を率直に認めるべきだ」(ワシントン・ポスト紙)と厳しかった。米政府内にも首相の見識を問う声が出た。
慰安婦は、単なる歴史的事実の問題ではない。国際社会では、女性の尊厳をめぐる人権問題であり、日本がその過去にどう向き合うかという現代の課題と考えられているのである。
首相の謝罪で、米国内の批判に対する火消し効果はあったかもしれない。しかし、日本が自らの歴史とどう向き合っていくかという大きな問題は、実は片づいていない。(後略)
== ここまで転載 ======================================
いくつかのメールマガジンを読んでいますが、ここでも何回か紹介した「冷泉彰彦:From 911/USAレポート」は、私のお気に入りの一つです。日本では伝えられない(伝えきれない)現地での雰囲気や温度・湿度がよくわかります。その第300回「一方的に終わった日米首脳会談」では今回の安倍・ブッシュ会談を、「この首脳会談は無難な内容で日米同盟の『強固さ』を確認しただけで終わったのでしょうか。とんでもありません。どのように取り繕おうと、全ての案件でアメリカ側の主張を呑まされた、いわば日本外交としては『一方的』に終わった首脳会談と言えるのではないでしょうか。」と評していました。
バックナンバーはここでも読めますが、1ヶ月ほど記載が遅れるようですので、今日は、冷泉彰彦『From 911/USAレポート』第300回「一方的に終わった日米首脳会談」を以下に一部転載します。特に北朝鮮問題でのニュアンスが、日本で伝えられているのものと大きく異なる事が印象的です。
4月27日のサンケイ「正論」で、西尾幹二が極右の立場から安倍晋三を評していた「村山談話、河野談話を踏襲し、東京裁判での祖父の戦争責任を謝り、自らの靖国参拝をはぐらかし、核と拉致で米国にはしごをはずされたのにブッシュ大統領に抗議の声ひとつ上げられず、皇室問題も忘れたみたいで、中国とは事前密約ができていたような見えすいた大芝居が打たれている。」との見解とセットで読むと、安倍晋三の「拉致被害者を食い物にするイカサマぶり」が浮き上がって見えてきますね。
== ここから一部転載 ===================================
六か国協議に関してブッシュは「北朝鮮問題については日本とアメリカが戦略を練り、これに関係六か国を招き入れたもの」だと日本に華を持たせつつ、「六か国が共通のテーマに取り組む」として、問題は核だけであって「拉致」は扱わないと言わんばかりの姿勢です。その「拉致」問題に関してブッシュは、会見前半の北朝鮮問題に関する声明と質疑では一切扱わなかったのですが、終わり近くの質疑のところでは、横田早紀江さんとのホワイトハウスでの会談のことを「大変に感動した」と大きく取り上げました。一瞬これは日本の強硬姿勢に理解を示すのでは、と思わせておいて「拉致の問題は人道問題だから人間的に解決を模索べき」という、一体誰が考えたのか分かりませんが、巧妙なレトリックを持ち出してきたのです。
ホワイトハウスが発表している議事録ではこうなっています。
"And I will never forget her visit and I will work with my friend and the Japanese government to get this issue resolved in a way that touches the human heart, in a way that -- it's got more than just a, kind of a diplomatic ring to it, as far as I'm concerned. It's a human issue now to me; it's a tangible, emotional issue."
(私は横田早紀江さんの訪問のことを決して忘れないでしょう。そして私は私の友人や日本政府と、この問題を単に外交的に処理するのではなく、少なくとも私にはそれ以上の、ハートの琴線に触れるような解決を目指す問題として対応していき
たいと思います。この問題は、私には人間の問題なんです。目に見える、そして情の部分に訴えてくる問題なのです)人間的とか感情的という字面だけを読むと、怒りに端を発した強硬姿勢へ理解を示したという風にも取れる、そんな声も聞こえてきそうです。現に、今の時点でのネット上の新聞記事などにはそうした表現が目立ちます。「ブッシュ大統領、拉致に理解を示す」とか「追加制裁で合意」という類の記事がそれです。ですが、この"touches the human heart" という表現は攻撃的な文脈では使われない言葉なのです。ですから「生存を信じ、再会を信じ、それを実現する」という意味にはなっても、「許せないから制裁し、追いつめて解決を迫る」というニュアンスにはならないのです。
要するに「対北朝鮮外交は硬軟取り混ぜたものが必要だが、少なくとも拉致問題を理由に六か国の枠組みを越えて制裁などの強硬姿勢を取るのには消極的」ということです。この瞬間に安倍首相の言っていた「拉致問題が日本のナショナリズムを目覚めさせた」(『美しい国へ』より)という「ホンネ」は他でもない同盟国アメリカの大統領によって否定されてしまったのです。なかなかどうして微妙な表現ですが、そのこれまでのブッシュとは一味違う微妙さの中には「日本は少し勇まし過ぎる」というメッセージが込められていると見るのが自然でしょう。
== ここまで一部転載 ====================================
A級戦犯合祀「御意に召さず」=昭和天皇側近の日記刊行へ−故卜部侍従(時事通信)というニュースが流れていました。私は天皇や天皇制の否定論者ですので、裕仁がなんと言ったかなどにはとんと興味がありません。でもね、今回のニュースにウヨどもはどんな反応を示すのかには興味があります。ウヨどもは富田朝彦メモが公表された時、「改竄の疑い!」って騒いでいましたよね?今回もまた「改竄の疑い」って騒ぐのかなぁ。(笑)
「富田朝彦 改竄 検証」でググってみると、出るわ出るわ。GWにでも入ったらゆっくりとコイツらの反応を読んでみよーーーっと。あっはっは!
== ここから転載 ======================================
1969年から約20年間、昭和天皇の侍従を務めた故・卜部亮吾氏が32年間付けていた日記が近く刊行されることが26日、明らかになった。昭和天皇が靖国神社参拝を中断した理由について「A級戦犯合祀(ごうし)が御意に召さず」と記されているほか、腸のバイパス手術から崩御(逝去)までの闘病の過程が詳細に記載されている。発行する朝日新聞社によると、卜部氏が亡くなる1カ月前、同社に日記を託したという。日記は5月以降、刊行される予定。
昭和天皇をめぐっては、靖国神社のA級戦犯合祀に強い不快感を表したことを記す故富田朝彦・元宮内庁長官のメモが昨年7月に公表された。卜部氏の日記も晩年の昭和天皇を知る貴重な資料といえそうだ。
== ここまで転載 ======================================
こんなイカレタ爺さんが「人間性」で再選された不思議
慎太郎節サク裂!宮沢元首相に「特攻隊員の罰が当たった」(LiveDoorNews)には驚きました。こんなバカが首都の首長とはね。┐('~`;)┌ ワタシャ東京都民でなくて良かったワイ。恥ずかしくて東京都民なんかやってられないもんね。
何処の誰かも知られていない老婆に国民栄誉賞を与えて欲しいと言い出す方が余程気が狂っています。宮沢喜一が「にべなく断った」のは正常で、尋常で、当たり前です。それをあろうことか「この人は、のたれ死にするだろうと思ったが、政治家として、のたれ死にしましたな。特攻隊員の罰が当たったと思う」とは・・。石原慎太郎はやはり人格破綻した異常者です。
「特攻隊」は確かに哀れな話です。でもこれに感動するのは中学生並みの価値観と精神状態です。歴史に向き合い正しく認識しようとするなら、「特攻隊」に涙するよりその「特攻隊」を生んだ体制や価値観を恨み、このようなことが二度と起きないようにするにはどうしたらいいか?を追求すべきです。お涙頂戴で済ませては「特攻隊」で死んでいった若者の死は犬死にです。彼らの死を無駄にしないためにも、現代の我々は過ちは二度と繰り返さない方策をもっと真剣に考えるべきです。
誤解されないように言っておきますが、私は鳥濱トメさんや特攻兵を非難したり無視しているのではありません。彼女や彼らのような方々を二度と発生させないようにしたいと思っているだけです。その為にはお涙頂戴で済ますのではなく、何故そのようなことになってしまったのか?を追求し、その原因を探し出し、二度と発生させないようにするのが肝要だと言っているのです。
== ここから転載 ======================================
石原慎太郎・東京都知事(74)が24日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで映画「俺は、君のためにこそ死にに行く」(5月12日公開)の完成披露試写会に出席した。同映画は、実在した女性・鳥濱トメさんと太平洋戦争下を生きた特攻兵たちとの交流を描いたもの。
製作総指揮・脚本を手がけた石原都知事は、宮沢喜一元首相(87)に「トメさんに国民栄誉賞を与えてほしい」と進言したそうだが「にべなく断られた。この人は、のたれ死にするだろうと思ったが、政治家として、のたれ死にしましたな。特攻隊員の罰が当たったと思う」と“慎太郎節”をさく裂させた。「これほど本気になって、あの戦いの中で若者を、愛し、尽くし、惜しみ。命ある限り、語り続けた人はいない」とトメさんへの思いを話した。
== ここまで転載 ======================================
サンケイ新聞よ!何様のつもりだ!? 〜「町民の意思は尊重されなければならないが、大局的に見れば非常に遺憾な結果である。」〜
【主張】最終処分施設 残念だった東洋町の選択(サンケイ新聞/社説)には久しぶりに怒りを覚えました。
国内の原子力発電所で使い終えた使用済み燃料をリサイクルした後に残る高レベル放射性廃棄物の受け入れなど、どこの自治体が望んで受け入れるというのか?!そんな自治体などあると思っているのか?!格差を助長し、地方を疲弊させ、補助金というカンフル剤にしか頼るものがないようにしたのはサンケイ新聞が片棒を担ぐ自民党政権ではないのか?!それをよりにもよって「思い込みの先行した不安感」とか「大局的に見れば非常に遺憾な結果」とは何様のつもりだ!
「万が一のことがあっても死者は最少で済む」「どうせ補助金欲しさに施設を引き受けるだろう」という自民党政権の見え見えの原子力行政こそが責められるべきだ。
「地下300メートル以深の地層中に造られる。放射性物質をガラスにとかして固めた固化体をそこに埋設して永久保存する。岩石と同じ性質のガラス固化体は、厚い鋼鉄製容器に封入されるので、事故の確率は限りなくゼロに近いとされている。」のなら、サンケイ新聞よ、放射性廃棄物の最終処分施設を首都圏のど真ん中にもってくるキャンペーンでも張ってみろ!
== ここから転載 ======================================
日本の原子力発電の将来は順調に進むのだろうか。高知県東洋町の町長選挙の結果をみると、少なからず先行きへの不安を感じてしまう。今回の町長選挙は、国内の原子力発電所で使い終えた使用済み燃料をリサイクルした後に残る、高レベル放射性廃棄物の受け入れの是非を問うものだった。
結果は、東洋町を放射性廃棄物の最終処分施設建設候補地とすることに積極的だった前町長が敗れ、反対派の新町長が選ばれた。町民の意思は尊重されなければならないが、大局的に見れば非常に遺憾な結果である。
日本は核燃料サイクルを国の原子力政策の基本に据えている。高レベル放射性廃棄物を地下深くに埋める最終処分は、有効利用のサイクルを完結させるうえで不可欠な方策だ。
最終処分施設は、5年前から全国の市町村に応募を呼びかける形で、候補地選びが続けられている。
事業を担当する原子力発電環境整備機構(NUMO)に対し、全国で初めて応募したのが東洋町だった。今年1月下旬のことだった。国は3月下旬に、NUMOが東洋町での過去の地震記録などの予備的な文献調査に取りかかることを承認した。
最終処分施設は、地下300メートル以深の地層中に造られる。放射性物質をガラスにとかして固めた固化体をそこに埋設して永久保存する。岩石と同じ性質のガラス固化体は、厚い鋼鉄製容器に封入されるので、事故の確率は限りなくゼロに近いとされている。
東洋町の地質が処分施設の建設に適しているかどうか。その調査の第1段階にあたる文献調査が始まる矢先に、反対派の声が強くなった。前町長は職を降りて、町民の意思を問うた。それが今回の町長選だった。
最終処分施設に対し、思い込みの先行した不安感を抱く市町村は少なくない。その不安を一掃するためにも東洋町での調査が進むことが望まれていただけに、応募の撤回は残念だ。
エネルギー問題や地球温暖化は、原子力を抜きに解決することは難しい。最終処分施設の建設は地域振興にもつながる。建設の意味を国民全体で考えることが必要だ。東洋町では残念な結果に終わったが、先見性に富む市町村の応募が続くことを望みたい。
== ここまで転載 ======================================
高知県東洋町の「反核」町長誕生を寿ぐ
原子力政策転換を=高知知事(時事通信)というニュースが流れていましたが、適切な対応だと思います。
新しい町長になった前・室戸市議の沢山保太郎氏は、有効投票数の70%超を獲得するといった圧勝だったとのこと。投票率は約90%ですから、住民の過半数が確実に「No!」と意思表示をしたことになります。この民意は無視出来ません。
そもそも札束で頬を張るようなやり方が許されるはずがありません。地方の疲弊を良い事に、10億円という多額の交付金をエサに高レベル放射性廃棄物最終処分場誘致を進める自民党政府の傲慢さが拒否されたのです。
== ここから転載 =====================================
高知県東洋町の出直し町長選で核廃施設反対派が勝利したのを受け、橋本大二郎同県知事は22日夜、記者会見し「町民の中に強い反対がある証し」との認識を示すとともに、原子力政策の転換を改めて国に求めた。同知事は「(調査地選定は)民主的、透明なルールにしてほしい」と指摘した。
== ここまで転載 =====================================
「領収書を探すのがたいへんだというのは会計事務をよく知らない先生方の思い込みにすぎない」
議員秘書ら「手の内バラしたくない」 領収書添付(asahi.com)というニュース(?)が流れていました。やっぱりねぇ┐('~`;)┌、という思いです。結局事務所費というのは名目で、オモテに出したくない金の隠れ蓑になっていたということです。公明党の「5万円以上」というのもいい加減な代物ですが、自民党の「一切反対」は、事務諸費が如何に多くの裏金の隠れ蓑になっていたかを自ら白状してしまいました。
現役の秘書が「現行制度でも領収書の保管は必要で、添付が義務化されても事務負担が極端に増すとは思わない」「領収書を探すのがたいへんだというのは会計事務をよく知らない先生方の思い込みにすぎない」と言う以上、この問題は技術的な問題ではありません。裏金の隠れ蓑を国会議員に与えるか否かという至ってシンプルな倫理上の問題です。
「1回10万円の支出も領収書を3枚に分けてもらえば1枚当たり5万円以下に納まる」ようなことがないよう、4月20日の3,819thにも書きましたが領収書は全て添付させるべきです。税金の無駄使いをこれ以上看過してはなりません。
== ここから転載 ======================================
領収書添付をめぐる議論を、実際の事務を任されるケースが多い国会議員の秘書らはどう見ているのか。資金管理団体の支出総額が年間1億円規模のベテラン自民党議員の秘書は「現行制度でも領収書の保管は必要で、添付が義務化されても事務負担が極端に増すとは思わない」と話す。「領収書を探すのがたいへんだというのは会計事務をよく知らない先生方の思い込みにすぎない」
一方、ある現役閣僚の秘書は「内訳を明らかにしなくていいからこそ、事務所費は使い勝手がいい。すべてをオープンにしていたら選挙は戦えない」と打ち明ける。
例えば、有力後援者に不幸があり、10万円の香典を出すこともある。本来なら領収書を添えて政治活動費に計上するべきだが、「選挙区の対立候補に手の内をバラしたくないから事務所費に潜り込ませる」。
かつて自民党だった野党議員の秘書は「添付すべき領収書の金額に基準を設けても透明性は担保されない」と言い切る。「1回10万円の支出も領収書を3枚に分けてもらえば1枚当たり5万円以下に納まる。公にしたくない会合の交際費は、実際にそう処理している」
== ここまで転載 ======================================
殊勝なポーズに騙されるな!〜安倍晋三の「慰安婦」認識〜
安倍首相、慰安婦問題で「責任」明言=米メディアに、批判沈静化狙う(時事通信)というニュースが伝えられていましたが、三つ子の魂百までです。歴史認識という根元の問題でそう易々と自らの主張が変わるはずはありません。アメリカでの靖国問題沈静化を図る狙いが見え見えです。
「歴史に常に謙虚でなければならない。慰安婦として存在しなければならなかった状況について、われわれは責任があると考えている」とは笑わせます。歴史に対し常に謙虚でなかったのは何処の何奴かと問いたい! 安倍晋三という男は、「靖国参拝が外交・政治問題になっている以上、行く、行かないを言うべきではない」とする男です。本当に「責任」を口にするなら、それを産んだレジーム、そしてそのレジームを支えた天皇制、日の丸・君が代、靖国神社に対する総括が必要です。
靖国に参拝し、君が代を歌い、君が代や日の丸を強制する石原を見逃していては「責任」などを口にする資格はありません。安倍晋三は今度の訪米を無事に済ませたい一心で心にもない「責任」を口にしているのです。騙されてはなりません。
#まぁ騙されるような奴はいないでしょうがね。(笑)
== ここから転載 ======================================
安倍晋三首相は26日からの初訪米を控え、米ニューズウィーク誌とウォール・ストリート・ジャーナル紙のインタビューに応じた。首相は従軍慰安婦問題について「当時の慰安婦の方々に心から同情するし、日本の首相として大変申し訳ない」と改めて謝罪。「歴史に常に謙虚でなければならない。慰安婦として存在しなければならなかった状況について、われわれは責任があると考えている」と述べ、軍の関与を含め日本側に責任があるとの認識を表明した。(後略)
== ここまで転載 ======================================
私自身の備忘録のために・・。
慰安婦強制示す調書、東京裁判に各国検察提出(asahi.com)
== ここから転載 ======================================
日本軍慰安婦問題をめぐり、東京裁判に提出された各国検察団の証拠資料の中から、占領支配したアジアの女性が日本軍に強制的に慰安婦にされたことを示す尋問調書などを、林博史・関東学院大教授(現代史)が確認した。17日に日本外国特派員協会で会見して公表する。裁判で証拠として採用されたもので、東大社会科学研究所図書館に所蔵されている。東京裁判には、日本軍によるアジア各地での住民・捕虜殺害など具体的な残虐行為を立証するために膨大な証拠資料が提出された。今回、林教授が確認したのは、オランダやフランス、中国など各国の検察団が提出した調書や陳述書など。
インドネシアで、ジャワ島やモア島、カリマンタン(ボルネオ島)で女性たちが強制的に慰安婦にされたことを示す証拠資料が提出されたことが判明したほか、アジア各地で同様のケースがあった。これまで、国立国会図書館所蔵の東京裁判関係資料から尋問調書の一部が確認されていた。
オランダが提出した、ボルネオ島で海軍の情報機関にいた男性軍属に対する46年3月13日付の尋問調書。日本人と親しくしていた地元女性が日本軍に拘束され、警備隊長に平手打ちをされ、裸で立たされる状況に触れて、取調官が追及する。
彼女たちを拘束した理由について、男性軍属はこう答えた。「抑留したのは彼らを淫売(いんばい)屋に入れることができるための口実を設けるために警備隊長の命令でなされたのであります」
46年5月16日付の尋問調書では、ジャワ島の民間抑留者の収容所にいたオランダ人女性が強制的に慰安婦にされたことを証言している。
44年1月28日、インドネシア人警察官が彼女を含め計7人の女性や少女を日本軍捕虜収容所事務所に連れていき、日本人に引き渡した。さらに車で小さな収容所に運ばれた。同年2月3日に医師による健康診断を受けた際、日本人向けの「娼楼(しょうろう)(brothel)」で働かされることを知ったという。
「労働日には娼楼は日本将校のために、日曜日午後は日本下士官のために開かれ、日曜日の午前は兵卒等のために保留された。時々一般の日本人が来た。私は常に拒絶したが無駄だった」
フランスが提出したベトナム人女性の口述書の抜粋には「日本人はフランス兵と一緒に生活していた私の同国人数人に、光安に設けた慰安所(brothel)へ一緒へ行くよう強制しました」とある。
中国の「軍事委員会行政院」が46年5月27日付で作成した資料は日本軍の桂林での残虐行為に言及、「四方より女工を招致し、麗澤門外に連れ行き脅迫して、妓女(ぎじょ)として獣の如(ごと)き軍隊の淫楽(いんらく)に供した」と記す。東京裁判の判決も桂林の残虐行為に触れた中で、「工場を設立するという口実で、かれら(日本軍)は女工を募集した。こうして募集された婦女子に、日本軍隊のために醜業を強制した」と認定している。
一連の資料について林教授は「これらは各国が作成した公文書であり、判決でも強制したことが事実認定されている。サンフランシスコ平和条約で戦犯裁判を受諾した日本には、これらの文書の意味は無視できないだろう」と話している。
== ここまで転載 ======================================
安倍晋三はオツムだけでなく日本語も不自由らしい 〜靖国参拝への明言を避ける理由〜
春の靖国参拝、明言避ける=安倍首相(時事通信)と言うニュースが流れていましたが、スイマセン、私には安倍晋三のしゃべっている日本語が理解不能です。
「(自分の靖国参拝が)外交・政治問題になっている以上、行く、行かないを言うべきではない」と言う日本語が意味不明です。普通の人間なら、「外交・政治問題になっている」のであれば、誤解を与えないためにも、また立場を明確にするためにも、「行く、行かないを言うべき」だと思うのですが、どうなんでしょ?
さすが安倍晋三はA旧戦犯の孫だけはあります。発想が逆転しています。常軌を逸した人物でなければ自民党総裁になんてなれない、っていう証明でしょうかね。┐('~`;)┌
== ここから転載 ======================================
安倍晋三首相は20日夜、靖国神社の春季例大祭が21日から始まることについて「国のために戦った方の冥福を祈り、尊崇の念を表する気持ちは持ち続けたい」と語った。その上で、参拝に関しては「外交、政治問題になっている以上、行く、行かないを言うべきではない」と改めて明言を避けた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
== ここまで転載 ======================================
厚顔無恥にも程がある 〜靖国神社合祀対象者の決定に関する政府答弁書〜
靖国合祀、旧厚生省の関与否定=戦犯の経緯「承知せず」−政府答弁書(時事通信)というニュースを見たとき、質の悪いジョークかと思いました。
靖国神社に戦犯合祀を勧めておきながら「関与したということはない」とは恐れ入ります。戦犯合祀を決定したのはあくまでも靖国の勝手だと言うのですから開いた口が塞がりません。「B級戦犯以下で個別審議して差し支えない程度でしかも目立たないように合祀してはいかが」が、「靖国神社の要請に従った説明」だというのですからね。┐('~`;)┌
こんなウソつき政府が「教育基本法」や「君が代・日の丸」に固執しているのですから自民党政権はブラックジョークが過ぎます。「教育基本法」や「君が代・日の丸」に拘るのは日本をウソつき国家にしたい自民党員の陰謀なのかもしれませんね。
== ここから転載 ======================================
政府は20日午前の閣議で、靖国神社の合祀対象者の決定に関し「決定は靖国神社が行っているものであり、これに旧厚生省が関与したということはない」とする答弁書を決定した。靖国神社の合祀をめぐっては、3月下旬に国立国会図書館が公表した資料集で、同省と神社側が断続的に協議。同省側が「B級(戦犯)以下で個別審議して差し支えない程度でしかも目立たないように合祀してはいかが」と提案するなど積極的に関与していたことが記されている。
答弁書は、こうした協議について「靖国神社の要請に従って説明を行っていたと考える」との見解を示した上で、「靖国神社がいわゆる戦犯を合祀した経緯については、承知していない」としている。
== ここまで転載 ======================================
自民党、経常経費全般に領収書添付を義務付けることに反対 〜政治資金の透明化策〜
自民、領収書添付に反対=政治資金透明化、結論持ち越し(時事通信)には笑いました。こうも正直にイカサマを白状されちゃ、見ている方だってシラケます。だって領収書が出せないという事は、そこにイカサマがあると言う事ですからね。(笑)
イカサマがないのなら正々堂々出せるはずです。事務処理が膨大化する?人件費が掛かる?バカ言っちゃいけません。我々納税者は領収書一枚一枚を全てが申告時に必要なんです。主権者たる我々国民がやっているのに、我々に喰わせてもらっている国会議員どもがやらないとはどういうことでしょう。
領収書は1円単位で添付させるべきです。税金の無駄使いをこれ以上看過してはなりません。
== ここから転載 =====================================
自民、公明両党は19日午後、資金管理団体の事務所費など不透明さが指摘される政治資金の透明化策について、衆院議員会館内で実務者協議を行い、政治資金規正法改正案を今国会に提出することを確認した。ただ、焦点の事務所費の領収書添付をめぐっては、人件費を除く経常経費全般に義務付けを求める公明党に対し、自民党が反対して調整が付かなかった。大型連休後に改めて協議する。
== ここまで転載 =====================================
「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の自壊を悲しむ
自民党の歴史教育議連、訪米中止 逆効果を懸念(サンケイiza)で残念なニュースが伝えられていました。「従軍慰安婦」という歴史的事実を無かったことにして歴史を書き換えようとするアホどもも、最近これだけたくさんの歴史的資料が出来ては如何ともしがたい状況に追いつめられたという事でしょうね。しかし残念です。「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」などという「赤っ恥団体」には大いに恥をかいて欲しかったなぁ。アメリカまで行って「無い!無い!」と騒いだ後でこれだけの資料が出てきたら、世界中に自民党の歴史修正主義と反動性をアピールできたのにね。(笑)
== ここから転載 =====================================
自民党の有志議員でつくる「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(会長・中山成彬元文部科学相)は19日、慰安婦問題をめぐる米下院での対日非難決議の採択阻止に向け今月下旬から予定していた有志議員の派遣を、中止することを決めた。議会関係者への働きかけが採択阻止に逆効果になることが懸念されるうえ、シーファー駐日米大使が18日、決議が採択された場合でも「日米関係に大きな影響はない」と述べたことを考慮した。
== ここまで転載 =====================================
たった今帰ってきました。午前3時です。がはは!(3連投じゃねぇか!) 今日は今週末で名古屋へ異動となるお爺さん会社のお客様のプライベートな送別会+接待。青山で飲んだ後、六本木へ繰り出してきました。いやぁーー、3連投は疲れる!(>_<) しかも久々の大酔っぱらいです。よろよろして真っ直ぐ歩く事が出来ません。(^^ゞ でもこうしてここは更新してるんだよなぁ。おやすみなさい。
たった今帰ってきました。午前2時です。がはは!(今日もかよ!) 今日はお祖父さん会社のあるセクションの方2名の接待。終始真剣勝負の接待でした。ちょっと疲れたかな?(^^ゞ 連夜の2時帰宅で体もちょっとお疲れモード。でも明日は朝一で親会社の某セクションとの契約交渉で霞ヶ関へ直行予定。もう眠れる時間は4時間を切っています。早く寝なくちゃね!
たった今帰って来ました。午前2時です。がはは!全社の2006年表彰を受けた勢いで、神楽坂、新宿と飲み歩いて来ちゃいました!2006年度の最優秀セクションとして全社でオンリーワンの表彰です。気持ちよく酔っぱらえました。V2目指して突っ走るぜ!>スタッフ諸君
言行一致こそ信頼の基礎だということを理解出来ぬバカ 〜靖国参拝は「衣の下の鎧」〜
【主張】温首相外交 今後の行動を見定めたい(産経新聞社説/4月14日)には呆れました。口先で詫びを言っても、それを否定するような行動をしていては信頼されません。安倍晋三の靖国参拝は正にそれです。もし本当に日本政府が戦争の被害国に対して深い反省とお詫びの気持ちをもっているのなら、先の侵略戦争を美化する靖国神社へなど参拝出来ないはずです。靖国神社へ参拝するという事は取りも直さず、戦争の被害国に対して深い反省とお詫びの気持ちをもっていないということです。こんな幼稚園児でも分かる事を理解できない産経新聞ってやっぱりバカの集まりなんですねぇ。┐('~`;)┌
== ここから転載 ======================================
(前略)「日本政府が、戦争の被害国に対して深い反省とお詫びを表明したことを、中国政府と人民は積極的に評価している」とした点も、中国国民の認識を改めるものとなろう。しかし、続けて「日本側が(深い反省とお詫びの)態度の表明と約束を実際の行動で示すことを希望する」と述べたくだりは何を意味するのか。 日本国首相の靖国神社参拝を牽制する狙いなら、不当な内政干渉で、衣の下の鎧を警戒せざるを得ない。与野党の幹部の一部から「これで氷はとけた」「安倍首相は靖国に行くべきではない」などの声が聞かれたがナイーブ過ぎ、軽率ですらある。(後略)
== ここまで転載 ======================================
歴史修正主義者たちの機関誌、サンケイ新聞 〜4大紙とは片腹痛い〜
来春の高校教科書 戦後史でも疑問残る記述(サンケイWEB)と、サンケイが実教出版に対してイチャモンをつけていました。
文部科学省が先月30日に発表した高校教科書の検定結果では沖縄戦の集団自決や南京事件など戦時中の出来事が話題になったが、戦後史でも論議を呼びそうな記述が検定をパスした。ほとんどが実教出版(東京都千代田区)が発行する2種類の日本史B教科書の記述で、他の教科書会社と比べて際立った歴史認識を示している。(教科書問題取材班)
ですって!
「他の教科書会社と比べて際立った歴史認識」なんだそうです。┐('~`;)┌ サンケイという極右から見ればニュートラルも極左に見えるという良い例でしょうね。教科書の役目は事実を事実として伝えることです。事実を覆い隠して自分たちに都合の良い事しか伝えない、或いは自分たちに都合の良いようにしか解釈しないのを歴史修正主義と言います。サンケイは歴史修正主義者である安倍晋三一派の単なる「機関誌」だってことです。
ご丁寧に「平成20年度版高校教科書の戦後史の記述(抜粋)」という纏めまでしてくれていました。(笑)
≪沖縄≫新憲法制定後の1947年9月、昭和天皇が、アメリカによる琉球諸島の占領を長期にわたって継続するよう希望している旨をマッカーサーに伝えていたこともあり、沖縄の軍事的価値を重視していたアメリカは沖縄を本土から切りはなして直接統治を続ける方針を固めていった。〈側注〉この昭和天皇のメッセージは、側近の寺崎英成を通じて伝えられ、GHQからアメリカ本国にも伝達された。このメッセージはアメリカの沖縄政策に影響を与えたものと推測されている。これは新憲法にもとづく象徴天皇の権限をこえた行為との批判がある。【実教出版・日本史B】
どんな理由があったにせよ、裕仁のした発言が沖縄の長期占領を招いた一因となっているのは紛れもない事実です。当然、「新憲法にもとづく象徴天皇の権限をこえた行為との批判」は当たり前のことです。これの一体何処が間違っているって言うの?歴史修正主義者の頭の中は理解不能です。┐('~`;)┌
≪勤評闘争≫政府は、教員への勤務評定実施などを通じて平和運動をきりくずそうとしたが、これにも全国的な反対運動がおこった。〈側注〉「教え子を再び戦場に送るな」というスローガンで、再軍備に反対する運動を地域で展開していた教職員組合の活動をおさえつけようとした。【実教出版・日本史B】
100%事実です。この歴史的事実の一体何処が間違っているって言うの?歴史修正主義者の頭の中は理解不能です。┐('~`;)┌
≪ご成婚≫1958(昭和33)年11月、明仁皇太子(現天皇)と正田美智子(当時「ミッチー」とよばれた)の婚約が発表されると、マスコミの報道合戦もあって、ミッチー・ブームとなった。翌年4月10日の結婚式の日、皇太子夫妻の馬車でのパレードをみるため、沿道には53万人が集まった。【第一学習社・日本史A】
誰でも知ってる事実です。これの一体何処が間違っているって言うの?歴史修正主義者の頭の中は理解不能です。┐('~`;)┌
≪昭和天皇崩御≫1989年1月、昭和天皇が死去して、明仁皇太子が即位し、政府は戦前の皇室諸令に準じて大規模な天皇代替わり儀式を挙行した。これに対して、日本国憲法の精神にふさわしくないとの批判がおこり、海外からは昭和天皇の戦争責任問題や、祭りの「自粛」など天皇の重態・死去のさいの日本人の過度の謹慎に疑問がおこった。【実教出版・日本史B】
これだって誰でも知ってる事実です。これの一体何処が間違っているって言うの?歴史修正主義者の頭の中は理解不能です。┐('~`;)┌
≪政治家の歴史認識発言≫韓国併合や侵略戦争を正当化しようとする閣僚などの発言も続き、しばしば国内外で問題になっている。【実教出版・日本史B】
これだって事実じゃん!これの一体何処が間違っているって言うの?歴史修正主義者の頭の中は理解不能です。┐('~`;)┌
≪「復古的ナショナリズム」≫アジア諸国の間には、日本との経済協力や人的交流をいっそう発展させようとする動きとともに、日本の外交・防衛政策への警戒感も生じている。その背景には、戦後補償問題の未解決や復古的ナショナリズムの台頭に対する危惧がある。〈側注〉1967年の建国記念の日制定、1979年の元号法制定、現職首相の靖国神社参拝や国旗・国歌法の制定などは、復古的ナショナリズムのあらわれといえよう。【実教出版・日本史B】
神武天皇の即位日を建国記念日にしたり、
戦後廃止されていた元号法定制を復活させて「一世一元」の元号制を復活させたり、
天皇のために死んだ者だけを祀るという偏った思想の靖国神社に総理大臣が参拝したり、
侵略戦争の象徴である「日の丸」を国旗と法制化したり、
同じく侵略戦争を遂行する背景となった天皇制を讃える「君が代」を国歌と法制化したりすることは復古的ナショナリズムの表れ以外の何物でもありません。一体何処が間違っているって言うの?歴史修正主義者の頭の中は理解不能です。┐('~`;)┌≪教科書問題≫国旗・国歌の強制、教育基本法改正の動きなどとともに、従軍慰安婦問題など日本の侵略と加害の事実を記述してきた教科書を「自虐的」と非難する動きもうまれ、そうした主張にもとづく中学校歴史・公民教科書があらわれた。〈側注〉この教科書は2001年と2005年に、文部科学省による多くの検定意見にもとづく修正を経たうえで検定に合格した。この教科書の採択の是非をめぐって大きな市民運動が各地におこった。この教科書はほとんどの中学校で採択されない結果となった。【実教出版・日本史B】
「自虐史観」なる造語が闊歩しているのも事実だし、日本の侵略戦争を否定する扶桑社の教科書が出てきたのも事実です。この教科書をめぐっては大きな市民運動が各地に起きていますし、この教科書が殆どの中学校で採択されていないのも事実です。これらの一体何処が間違っているって言うの?歴史修正主義者の頭の中は理解不能です。┐('~`;)┌
≪女性国際戦犯法廷≫「慰安婦」問題については、2000年に女性団体が中心となって、民間による裁判の形をとった「女性国際戦犯法廷」を東京でひらいた。【実教出版・日本史B】
そのとおりです。誰でも知ってる事実です。この一体何処が間違っているって言うの?歴史修正主義者の頭の中は理解不能です。┐('~`;)┌
中学生の手紙に感激=首相(時事通信)というニュースが流れていましたが、この報道のどこがニュースなのかよく分かりません。(^^ゞ
もう中学生ぐらいしか相手をしてくれるのがいない。
中学生のオベッカに藁をもすがる思いの安倍晋三が哀れ。
それでも一国の総理大臣か?ってことなんだろうな。
しかし哀れな男だな。安倍晋三って。┐('~`;)┌== ここから転載 ======================================
安倍晋三首相は12日夜、都内のフランス料理店で開かれた1954年生まれの著名人でつくる「午(うま)年の会」の会合に昭恵夫人とともに出席した。出席者の1人が、修学旅行で上京し同店でケーキ作りを体験した山口県の女子中学生3人が、首相の来店を知って書き残した手紙があることを紹介。「美しい国、日本と言っている首相が山口県出身であることを誇りに思います」と書いた文面が読み上げられると、首相は「この中から初めての女性首相が出るといいね」とうれしそうに話していた。
== ここまで転載 ======================================
松岡農相タジタジ“水責め”(スポニチ)には笑いました。ホントに1本5000円もする水ってあるんですね。(^^ゞ
今日は面白いニュース無いなぁ、とネットをブラブラしていたら、衆院農水委員会のニュースを発見っ!「このような水を飲んでいるのか」には大笑いしました。しかも松岡はまた「法令の定めに従って適切に処理している」だとさ。┐('~`;)┌
東京地検も告発状を受理してるっていうし、ナントカ還元水の話題ではこりゃ当分楽しめそうですね。がはは!
== ここから転載 =====================================
民主党は10日、衆院農水委員会で松岡利勝農相の光熱水費問題について、農相が飲んでいたとされる高額なミネラルウオーターを手に追及した。黄川田徹議員は1本5000円とされる高価な水のボトルを持ち、「このような水を飲んでいるのか」と詰め寄ったが、松岡農相は「個人的なことなので差し控えたい」と答えるにとどめた。そして「法令の定めに従って適切に処理している」と従来の主張を繰り返した。
松岡農相の事務所の光熱水費をめぐっては、市民オンブズマンが政治資金規正法違反容疑で東京地検に告発。同地検は5日に告発状を受理している。
== ここまで転載 =====================================
「拉致」を解決させないのが安倍晋三の狙い 〜意味のない制裁を続けるには立派な「意味」がある〜
拉致解決へ誠意なし…対北朝鮮制裁を半年延長(サンケイ/iza)には呆れました。アメリカ、ロシア、中国、韓国から、カネも、食料も、石油も、全て入ってきているのに、意味のない制裁をまだ続けるなんて何て馬鹿な政府なんでしょ、安倍政権は!って思いますよね、普通は。
でも「意味のない制裁をまだ続ける」にはワケがあります。「拉致」で総理大臣になったオトコは「拉致」だけが命綱なのです。制裁を続け、北朝鮮との軋轢を深めたいのです。アメリカなんて北朝鮮の武器輸出さえ見て見ぬふりをしているというニュースまで流れてきている昨今、正直なところ安倍晋三だって制裁続行が有効だとは思っていないでしょう。でも制裁に意味がないと分かっていても、保身のため、政権維持のためにそうするのです。
もし安倍晋三が本当に「拉致」を解決したいのなら「従軍慰安婦」を片づけるのが先です。70年前の何十万人には目をつむり、30年前の100人に大騒ぎするなんて異常ですからね。安倍晋三が「従軍慰安婦」を「狭義の強制はなかった」などとことさら刺激的に言い放つのは、北朝鮮を刺激することによって「拉致」を解決させないのが狙いです。簡単に解決しちゃったら自分の価値がなくなっちゃいますもんね!出世のために「拉致」を利用し、保身のために「拉致」を利用し、骨の髄まで「拉致」をしゃぶる、これが安倍晋三の戦略です。
分かってるのかねぇ、「救う会」「家族会」の皆さんは。
== ここから転載 ======================================
政府は10日午前の閣議で、13日に期限が切れる北朝鮮への日本独自の制裁措置について、半年間延長することを決めた。北朝鮮が日本人拉致問題や核開発問題の解決に向け誠意ある対応をとっていないため。安倍晋三首相が圧力を維持し、拉致問題の解決を迫る強い意志を国内外に示す必要があると判断した。塩崎恭久官房長官は閣議後の記者会見で「対話をするためには適切な圧力も必要だ。北朝鮮に誠意ある対応をとってもらうためにも、わが国の立場は明確にし続ける」と強調。麻生太郎外相も「北朝鮮から拉致問題の誠意ある対応はみられないし、核問題でも対応は全然出ていない。新しい対応がなければ、制裁を継続する」と述べた。(後略)
== ここまで転載 ======================================
沖縄の意識を共有しよう!〜沖縄戦の実相を歪め隠蔽する暴挙を許すな!〜
市民200人、抗議集会/「集団自決」修正(沖縄タイムス)は心強いニュースでした。安倍晋三らが行っている歴史修正をやめさせる為にも、事実を事実として認めさせ為にも、体験者によるこのような行動は立派で素晴らしいことです。頭が下がります。日本を「美しい国」にするために、安倍晋三らのウソを暴き、その企みを瓦解させることが肝要です。
== ここから転載 =====================================
2008年度から使用される高校歴史教科書の検定で、沖縄戦の「集団自決」に日本軍が関与したことを表す記述を文部科学省が削除させたことについて、県内の市民団体が6日、那覇市古島の教育福祉会館で緊急抗議集会を開いた。「集団自決」の生き残りの参加者は「(日本)軍の命令を確かに聞いた」と証言。軍の関与を否定した検定に対し「はらわたが煮えくり返る思いだ」と怒りをあらわにした。約二百人の参加者からは「声を上げなければ、沖縄戦の実相がゆがめられるばかりだ」など、危機感を訴える声が相次いだ。渡嘉敷島の「集団自決」で生き残った女性(83)は、日本軍が各家庭の男性に手りゅう弾を配り、日本軍の命令で島民が集合させられて「自決」を強いられたことなど、当時の状況を詳しく証言した。
「手りゅう弾で死ねなかった人たちはカミソリで切りつけ合っていました。軍の命令だから集合するように、と確かに聞いたんです。誰も死ぬことなんか望んでいなかった」。女性は切々と当時を振り返り、「教科書の書き換えを許してはいけない。沖縄戦を子孫に語り継がなくてはいけない」と訴えた。
本島中部の高校教諭の男性(55)は「日本軍の強制は明らかなのに、事実がこれほど簡単にねじ曲げられてしまう現状は怖い。戦場にされた沖縄から声を上げなければ、数の暴力に押し流されてしまうばかりだ」と危機感をあらわにした。
集会は「沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会」(高嶋伸欣・福地曠昭共同代表)が主催。「沖縄戦の実相をゆがめ、戦争の本質を隠蔽する暴挙は許せない」とし、検定の修正指示撤回を求めるアピールを採択した。
高嶋伸欣琉球大学教授は「いま声を上げなければ、次は沖縄戦の住民虐殺の否定にもつながりかねない」と懸念。「現場の教員は教科書問題自体を教材に取り上げ、子どもたちに考えさせるなどの工夫も必要だ」と強調した。
山口剛史琉大准教授は、大阪地裁で元軍人らが岩波書店などを訴えている「集団自決訴訟」について、「原告が検定を利用して(勝訴)判決を勝ち取ろうとするのは問題だ」と影響を危惧。裁判の行方を注視するよう呼び掛けた。
== ここまで転載 =====================================
鹿児島県議選、公選法違反・無罪確定の元議員返り咲き(Yahoo!/読売新聞)は清々しいニュースです。警察に無実の罪をでっち上げられ、不当逮捕・不当勾留・不当起訴で県議の職を追われた元県議が返り咲いたのですから、これほどメデタイ事はありません。しかも自民党の現職を破って、というのがまたステキです。いやぁーー、良いニュースだ!「石原3選」の胸くそ悪さを、「志布志」のニュースが清めてくれました。
== ここから転載 =================================
鹿児島県議選志布志市・曽於郡区(定数1)で、2003年の県議選で公職選挙法違反に問われ、無罪が確定した元議員中山信一さん(61)が自民党現職や無所属新人を破り、返り咲いた。前回初当選した直後に逮捕され、辞職に追い込まれた。今回は連合鹿児島の推薦を受け、地域振興策を訴えた。冤罪(えんざい)を晴らそうと一貫して無実を主張した点も支持拡大につながった。
中山さんは「まじめで一生懸命働く人が報われる県政を目指す」と抱負を語った。
== ここまで転載 =================================
【主張】慰安婦問題 誤解解く努力を粘り強く(産経新聞・社説/4月8日)には大笑いしました。一体コイツらの頭ってどんな構造してんだろ。┐('~`;)┌ 事実誤認?誤解を解く?笑わせてくれます。「北朝鮮による日本人拉致事件」=「慰安婦問題」だということが理解出来ない頭ってきっとスッカスカなんだろうなぁ。がはは!
「重慶大爆撃」は日本という侵略国家が起こした「虐殺」であり、「南京大虐殺」も日本という侵略国家が起こした「虐殺」であり、「従軍慰安婦」は日本という侵略国家が起こした「拉致」です。
30年前の拉致100人を声高に叫ぶのなら、70年前に日本が引き起こした数十万に及ぶ南京大虐殺や強制連行、従軍慰安婦などの問題に先ず片を付けるべきです。70年前に自分がやった数十万人に対する強姦・殺人・放火には目をつむり、30年前にやられた100人の強制連行をグチャグチャ言っても説得力がありません。
ましてサンケイや安倍晋三は、その南京大虐殺や強制連行、従軍慰安婦なども「幻」「無かった」「狭義の強制はない」などと言い張っているのですから呆れ果てます。事実を事実と認めず、事実から目を背け、事実を改竄する姿は卑怯を通り越して哀れです。相手を非難するときは先ず自分の襟を正すべきです。それが「美しい日本」というものです。
== ここから転載 ===============================
慰安婦問題で日本政府に謝罪を求める決議案が5月中に米下院で採決される見通しだ。日本側はなお、あきらめず、この問題をめぐる誤解を解くための粘り強い努力を続けるべきである。決議案は「日本軍は第二次大戦中に若い女性たちを強制的に性奴隷にした」としている。慰安婦だった人たちには心から同情する。しかし、日本軍が慰安所の性病検査などに関与したことはあっても、直接、奴隷狩りのような強制連行を行った事実はない。これが最大の事実誤認である。
米下院のアジア太平洋小委員長は北京での会見で、採決見通しを示すとともに「日本の指導者の間には(慰安婦の)存在を否定する気持ちがある」と強く批判した。これも誤解だ。慰安婦の存在まで否定はしていない。
日本政府はこれまで、首相補佐官を米国に派遣したり、駐米大使がこの下院小委員長に書簡を送るなどの行動を取っているが、さらに強力なメッセージが必要ではないか。
米国のメディアには、北朝鮮による日本人拉致事件と慰安婦問題を同列に扱い、「(日本政府は)戦争犯罪に目をつぶっている」(ワシントン・ポスト)と批判する論調もある。北もよく似た主張をしている。しかし、安倍晋三首相が反論したように、拉致事件は現在進行形の人権侵害であり、慰安婦問題とは全く別の問題である。
決議案の根拠の一つとなった慰安婦問題に関する河野洋平官房長官談話(平成5年)についても、再調査がますます必要になっている。河野談話は慰安婦の募集について「官憲等が直接これに加担したこともあった」などと日本の軍や警察による強制連行を事実として認めた内容だが、その証拠は日本政府が集めた公式文書になく、韓国の元慰安婦の話だけが根拠だ。
自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」は河野談話の根拠になった資料を再調査するとともに、決議案に賛成しないよう米議員に働きかける方針だ。民主党の有志議員も「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」を発足させた。
根拠の不確かな河野談話について、まず、与野党で学識経験者を交えた徹底検証を行い、見直すべき方向を政府に指し示してほしい。
== ここまで転載 ================================
新設都立校、すべての普通教室に日の丸を常時掲示へ(asahi.com)というニュースには驚きました。卒業式などでの一時的掲示ではありません。日常的に使用する教室での常時掲示です。
== ここから転載 ======================================
6日に1期生が入学する東京都立永福学園養護学校(杉並区、小林進校長)が、教室内に日の丸を常時掲示することがわかった。校訓や都のシンボルマークとともに、国旗が入っているプレートを、すべての普通教室正面の壁に固定する。都教委指導企画課は「こうしたケースは都立校では初めて聞いた。都教委としては日常的な掲示を指導したことはない。学校長の裁量の問題だ」としている。同養護学校は、04年度で閉校した都立永福高校跡地に設置。知的障害が軽い生徒が対象の高等部就業技術科がこの4月に開校し、09年度には肢体不自由教育部門の小学部〜高等部が設置される予定になっている。
都教委によると、国旗入りのプレートは30ある普通教室のすべてに設置された。「誠心誠意」という校訓の左に国旗、逆側に都のマークが描かれている。「組織への所属意識の醸成に必要な施設設備」として、学校予算で設けられたという。(後略)
== ここまで転載 ======================================「組織への所属意識の醸成に必要な施設設備」という理由が全てを物語っています。「日の丸」で行おうとしている「組織への所属意識の醸成」とはどんなものかは言わずとも知れています。先の侵略戦争に至る経緯の中で「日の丸」が果たした「所属意識の醸成」を再度行おうとしているのです。
「日の丸」は先の侵略戦争の象徴です。先の侵略戦争の総括をすることなく、その「日の丸」を教育現場、それも教室に常時掲揚すること、それは取りも直さず先の侵略戦争に至る経緯の中で「日の丸」が果たした「所属意識の醸成」を再度行おうとしていることに他なりません。
加えて「学校長の裁量」というのが曲者です。自分たちに都合の良いときだけ「学校長の裁量」で誤魔化すのは、歴史修正主義者・石原慎太郎が喜びそうなスタンドプレーです。
教室内に「日の丸」を常時掲示することなど絶対に許してはなりません。
「3,799th」にも書きましたが、文部科学省が3月30日に公表した06年度の教科書検定で、沖縄戦において発生した「集団自決」について、「日本軍に強制された」という内容を修正させたことが明らかになりました。
従軍慰安婦問題での「狭義の強制はなかった」発言に引き続き、今回のこの教科書検定です。安倍晋三らは着々と歴史修正を推し進めています。安倍晋三は先の大戦を生み出した天皇制と日本軍国主義を守り、先の大戦を精神的に支えた「靖国」を守り、侵略の中で起こった「従軍慰安婦」を矮小化し、日本軍が自国・沖縄で行った非道な「集団自決」をなかったことにしようとしています。
安倍晋三・極右反動政権に抗議するためにも、沖縄「集団自決」訴訟被告弁護団の抗議声明を掲載します。
== ここから ========================================
文部科学省が3月30日に公表した06年度の教科書検定で、沖縄戦において発生した「集団自決」について、「日本軍に強制された」という内容を修正させたことが明らかになった。
その理由のひとつとして、05年に、沖縄戦時座間味島守備隊長であった梅沢裕および渡嘉敷島守備隊長であった故赤松嘉次の遺族によって、岩波書店及び大江健三郎が名誉毀損で訴えられていること、その中で原告が隊長命令はなかったと主張していることが挙げられている。また、「文科省が参考にした集団自決に関する主な著作等」の中には「沖縄集団自決冤罪訴訟」という項目がある(この「冤罪訴訟」という言葉は原告側の支援者の呼び方であり、中立・公正であるべき行政の姿勢を著しく逸脱するものである)。
しかし、
(1)訴訟は現在大阪地裁において継続中であり、証人の尋問さえ行なわれておらず、
(2)岩波書店及び大江健三郎は、座間味島及び渡嘉敷島における「集団自決」において、@「軍(隊長)の命令」があったことは多数の文献によって示されている、A当時の第32軍は「軍官民共生共死」方針をとり、住民の多くを戦争に動員し、捕虜になることを許さず、あらかじめ手榴弾を渡し、「いざとなれば自決せよ」などと指示していた、つまり慶良間諸島における「集団自決」は日本軍の指示や強制によってなされた、として全面的に争っており、さらに、
(3)「集団自決」をした住民たちが「軍(隊長)の命令があった」と認識していたことは、原告側も認めている。
文部科学省が「集団自決」裁判を参照するのであれば、被告の主張・立証をも検討するのが当然であるところ、原告側の主張のみを取り上げて教科書の記述を修正させる理由としたことは、誠に遺憾であり、強く抗議するものである。
2007年4月4日
(株)岩波書店
大江健三郎
沖縄「集団自決」訴訟被告弁護団文部科学大臣
伊吹文明殿== ここまで ========================================
靖国参拝で考えは変わらない−首相(サンケイ/iza)では、悔い改めない歴史修正主義者・安倍晋三の思考を良く伝えていました。「バカは死ななきゃ直らない」とは、安倍晋三のためにある言葉のようです。
== ここから転載 =====================================
安倍晋三首相は4日昼、11日から来日する中国の温家宝首相が日本の首相の靖国神社参拝について「二度とないよう希望する」とあらためて表明したことについて、「私の考えは今まで申し上げてきた通りだ。考えが変わることはない」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。首相は就任以来「国のために戦った方々に対する尊崇の念は持ち続けたい」とする一方、自身の参拝については「参拝自体が外交問題化する現実がある以上、参拝するかしないか申し上げない」と明言を避けている。
== ここまで転載 =====================================「国のために戦った方々に対する尊崇の念は持ち続けたい」だとさ。まだこんな寝ぼけたこと言ってるぜ、安倍晋三は。天皇のために戦い死んだた者だけを「慰霊」(霊魂を慰め)し、「顕彰」(称えて広く世間に知らせる)ことを目的としているという靖国神社の本質を知っていてのこの発言は、欺瞞以外の何ものでもありません。
本当に「国のために戦った方々に対する尊崇の念は持ち続けたい」のなら、千鳥ヶ淵でも無宗教の国立戦没者追悼施設でも良いはずです。靖国神社に固執するのは靖国でしか実現出来ない歴史修正主義者の思惑があるからです。先の侵略戦争に至った過程での天皇制の役目について目をつむる事は、先の侵略戦争自体の責任を曖昧にします。先の侵略戦争は天皇制と冒険主義が結びついた結果だという事を曖昧にする事は、いつか来た道へ我々国民を連れ戻す事に繋がり、将来に対して大きな禍根を残す事になります。
靖国神社は日本を滅ぼす元です。さっさと潰してしまわなければなりません。
「美しい国づくり」の根本は憲法を守ること。特に9条をね★
日本の魅力、見詰め直すと安倍首相=「美しい国づくり」会議が初会合(時事通信)
== ここから転載 ======================================
政府は3日夕、首相官邸で、日本の魅力の再発見を目指す「美しい国づくり」企画会議の初会合を開いた。冒頭のあいさつで、安倍晋三首相は「内閣発足以来、美しい国をつくることを基本的な方針としてきた」と強調。「日本中の至るところに、日本の美しさは満ちあふれている。そうしたものを見詰め直していく必要がある」と述べた。会議では、日本が世界に誇れる人物や技術などについて、国民から広く意見を募集することで大筋一致した。
== ここまで転載 ======================================日本が世界に誇れる「美しいもの」と言ったらまず筆頭は日本国憲法でしょう。しかも第9条は特に「美しく」ステキです。
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。一切の軍備を認めず、交戦権も放棄しているのです。しかも1946年、時の総理大臣吉田茂はハッキリと国会答弁しています。
「自衛権の発動としての戦争も放棄している。」
「近年の戦争は、多く自衛権の名において戦われたのであります。満州事変しかり、大東亜戦争またしかりであります。」
「国家正当防衛権による戦争は正当なりとする考えは有害である。」
「戦争の多くは国家防衛の名において行なわれたのだから、正当防衛を認めることは戦争を誘発するゆえんになる。」とね。
ただ「非戦」というだけでなく、自衛権や国家正当防衛権までも放棄するという画期的な憲法です。これぞ世界に誇れる「美しい」憲法です。
憲法は我々国民が国家権力に対して嵌めた首輪です。安倍晋三などを制御するためにある我々の武器です。確かに首輪を嵌められた犬はその首輪が鬱陶しいでしょう。取りたくもなるでしょう。でもそんなことをさせてはなりません。奴らは公僕です。公僕は我々国民の制御下にあるのです。その公僕が首輪を外そうとしているのです。そんなことを許してはなりません。公僕は永久に我々国民の制御下になければならないのです。それがイヤなら公僕を辞めればいいだけの話です。
安倍晋三も首輪がイヤなら国会議員を辞めればいいのです。
我々はいつでも言ってあげます。「さよなら!安倍晋三」ってね。
【社説検証】慰安婦問題 産読と朝毎の主張対立、河野談話見直しめぐり(サンケイ/iza)は面白い記事でした。産経や読売のバカ丸出し記事をご丁寧にも全て教えてくれるとは感謝!感謝!
== ここから抜粋 ======================================
<産経>
「政府は決議案の内容の不当さを内外に示し、事実をもって徹底的に反論すべきである」
「(河野談話に関して、)意図的に拡大解釈されるのを防ぐためにも、事実関係の再調査と適切な見直しを改めて求めたい」
「このままでは、決議案の成立、不成立にかかわらず、日本のイメージに傷がつく。旧日本軍、日本人の名誉が不当に損なわれかねない」
「論点は慰安婦問題で国家の強制連行があったのか、あるいは身売りの娘に業者が介在したのかである」
「歴史事実の誤認や誇張をそのまま放置すると、偽史が独り歩きし後世に禍根を残す」<朝日>
「全体として強制性を認めるべき実態があったことは明らかだろう」
「(安倍首相の反論について、)細かな定義や区別にことさらこだわるのは、日本を代表する立場の首相として潔い態度とは言えない」
「政権として方針を決めた以上、要らぬ誤解を招く発言は避けるべきだ」
「(強制連行の有無という事実関係が重要だとする産経、読売に対して、)議論の立て方そのものが、問題の本質から目をそらそうとしていないか」
「(河野談話も)潔い態度だった」
「民族や女性の人権問題ととらえ、自らの歴史に向き合う。それこそが品格ある国家の姿ではないか」
「日本は北朝鮮による拉致を人権侵害と国際社会に訴えている。その一方で、自らの過去の人権侵害に目をふさいでいては説得力も乏しくなろう」
「首相は、慰安婦問題についての考えをもっと丁寧に語るべきだ」<毎日>
「(河野談話の見直し論を、)せっかく改善された近隣外交には大いにマイナス」
「(海外メディアの安倍批判報道について、)小泉純一郎前首相の靖国神社参拝に続く日本の右傾化の流れと見られかねない」
「不健全なナショナリズムをあおる行為は厳に慎まなくてはならない」
== ここまで抜粋 ======================================産経新聞の主張は全く本末転倒。盗人猛々しいとは正にこのことです。よくもまぁ事実と真逆な事がここまで書けるものだと関心すらしてしまいます。
米下院の対日批判決議案のどこに不当さがあるのか教えてもらいたいものです。事実をもって徹底的に反論できるのならやればいいのです。出来もしないでグダグダいうのは卑怯です。
河野談話が意図的に拡大解釈されるとは片腹痛い。河野談話は中途半端で玉虫色です。矮小解釈されないようにしなければなりません。
事実関係の再調査と適切な見直しだって出来るものならやればいい。事実は一つ。歴史を変える事は出来ません。
日本のイメージに傷がつく?旧日本軍、日本人の名誉が不当に損なわれかねない?笑わせるのも大概にして欲しい。元々傷ついているのを自覚も出来ず、隠蔽しようとしていることが日本の不名誉なんです。
国家による強制連行は歴史的事実ですが、しかしこの問題の本質は国家による強制連行があったかどうかではありません。安倍晋三らなどによる歴史事実の誤認や矮小化をそのまま放置すると、偽史が独り歩きし後世に禍根を残すことになるのです。
私は朝日新聞の、
「(安倍首相の反論について、)細かな定義や区別にことさらこだわるのは、日本を代表する立場の首相として潔い態度とは言えない」
「(強制連行の有無という事実関係が重要だとする産経、読売に対して、)議論の立て方そのものが、問題の本質から目をそらそうとしていないか」
「民族や女性の人権問題ととらえ、自らの歴史に向き合う。それこそが品格ある国家の姿ではないか」
「日本は北朝鮮による拉致を人権侵害と国際社会に訴えている。その一方で、自らの過去の人権侵害に目をふさいでいては説得力も乏しくなろう」と、毎日新聞の、
「不健全なナショナリズムをあおる行為は厳に慎まなくてはならない」
に全面的に賛同します。
何故外紙だけがこうもシッカリと伝えられるのだ?〜従軍慰安婦/沖縄戦での集団自決〜
米有力紙が連日の日本批判/慰安婦、教科書、捕鯨…(共同通信)というニュースを目すると、正論を正論として伝えられない日本のマスコミに不甲斐なさを感じてしまいますね。
== ここから転載 =====================================
米有力紙ニューヨーク・タイムズは3月31日と4月1日付の紙面で、従軍慰安婦や教科書、捕鯨の問題をめぐり日本の姿勢を批判する記事を相次いで掲載した。安倍晋三首相の訪米を前に、同紙の論調は厳しい内容が目立つ。31日付では、従軍慰安婦への旧日本軍の関与を指摘してきた吉見義明・中央大教授(日本現代史)のインタビューを伝え、安倍首相ら保守派が教授の見解の否定に躍起になってきたとする記事を、国際面の1ページを使って掲載した。
1日付の紙面は、日本の高校教科書の検定結果を報道。文部科学省が、太平洋戦争末期の沖縄戦の集団自決をめぐる記述から日本軍の強制に関する部分を削除させたと伝え、日本が歴史修正を推し進めていることの表れだと指摘した。(後略)
== ここまで転載 =====================================安倍晋三などの歴史修正主義者たちが行っている蛮行に対して日本国内のマスコミは黙りを決め込んでいます。昭和初期の軍部や大政翼賛会に対するマスコミの姿勢は文献でしか知る事が出来ませんが、今の状況はそれに酷似しているのではないかと危惧しています。
冷戦も終わりロシアは仮想敵国ではなくなりました。中国も資本主義に移行して仮想敵国ではなくなりました。北朝鮮の核やミサイルも日本が6ヶ国協議を壊さなければ脅威ではなくなります。現在、日本の周りには「脅威」や「仮想敵国」は皆無なのです。
然るに安倍晋三は「拉致!拉致!」を騒ぎ立て、「脅威」を言いふらしています。拉致問題に無関心な者は国賊呼ばわりです。日本の何倍もの国民が被害にあった韓国ではどう扱われているでしょうか?日本のようにヒステリックになっていません。「拉致」は確かに問題ではあります。しかし金正日は「拉致」を認めました。でも安倍晋三は「従軍慰安婦」を狭義の強制云々と言い逃れして認めていません。どちらが誠意ある対応でしょうか?安倍晋三は金正日以下の下衆野郎です。
以前も引用しましたが、ニュルンベルク裁判でのヘルマン・ゲーリングの証言を再度引用します。
「国民はつねに指導者のいいなりになるように仕向けられます。国民にむかって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。そして国を更なる危険にさらす。このやりかたはどんな国でも有効です。」
今、安倍晋三がやっているのは正にこれです。日本はどの国からも攻撃されかかってはいません。今こそ日本のマスコミは、ありもしない脅威を言いふらす「ウソつき安倍晋三」に対して正面から異議申し立てをすべきです。ニューヨークタイムズやワシントンポストのようにね。
売春宿の経営者も「慰霊」し「顕彰」するのか? 〜靖国神社 慰安所経営者も合祀〜
靖国神社 慰安所経営者も合祀 国会図書館が資料初公表(中日新聞)というニュースには驚きました。靖国神社は「殉国の英霊を祀ると」自らが主張する施設です。そこに売春宿の経営者も合祀されているのですから恐れ入ります。売春宿の経営者はいつから「殉国の英雄」と見なされるようになったのでしょうか?
== ここから転載 ======================================
日本占領下のインドネシアで慰安所を経営し、BC級戦犯として有罪判決を受けた後、獄死した男性について、厚生省(当時)と靖国神社が1967年に合祀を決めていたことが28日、明らかになった。国会図書館が同日公表した「新編靖国神社問題資料集」に盛り込まれた靖国神社の内部資料に明記されていた。政府は、いわゆる従軍慰安婦について「おわびと反省の気持ち」を表明しているが、一方で慰安所経営者の合祀を進めていたことになる。靖国神社が、占領下のアジアで慰安所を経営していた一般人の合祀を決定していたことが判明したのは初めて。(中略)資料によると、このうち「法務死亡者(一般邦人)」として、「櫻クラブ経営者。(訴因、婦女子強制売淫刑10年受刑中病死、り崎ろ第233××号)」とされる人物が記載され、「合祀する」と判断されていた。(後略)
== ここまで転載 ======================================靖国神社は、天皇のために戦い死んだた者だけを「慰霊」(霊魂を慰め)し、「顕彰」(称えて広く世間に知らせる)ことを目的としています。
婦女子強制売淫の罪に問われた一般人の霊魂まで慰め、称えて広く世間に知らせるとは恥知らずにも程があります。さすが靖国神社、売国奴たちの総本山です。
靖国神社は吉田松陰や坂本龍馬、高杉晋作を、売春宿経営者と同列に扱いたいのでしょうか? もしそうでないのなら、靖国神社は「櫻クラブ経営者。(訴因、婦女子強制売淫刑10年受刑中病死、り崎ろ第233××号)」を一刻も早く分祀するべきです。
集団自決『軍の強制』削除 〜沖縄戦・高校教科書検定〜(東京新聞)で文科省の検定結果が伝えられていました。安倍晋三は従軍慰安婦だけでなく沖縄戦での集団自決も「狭義の強制はなかった」とするつもりのようです。歴史的事実を改竄し、過去に対して目を覆う行為こそ、教育の荒廃をもたらす元凶です。戦後日本の教育荒廃は自民党の教育行政によってもたらされたのです。
== ここから転載 ======================================
文部科学省は30日、2008年度から使う高校用教科書(主に2年生用)の検定結果を公表した。第2次世界大戦の沖縄戦であった集団自決について、「近年の状況を踏まえると、旧日本軍が強制したかどうかは明らかではない」として従来の姿勢を変更。旧日本軍の関与に言及した日本史の教科書には、修正を求める検定意見が付いた。一方で、学習指導要領の範囲を超えて教えることを認める「発展的内容」は、初めて認められた03年の検定時に比べ、理科を中心に増加した。
近現代史中心の日本史A、通史を扱う同Bの計10点のうち、8点が沖縄戦の集団自決に言及。「日本軍に『集団自決』を強いられたり」「日本軍はくばった手りゅう弾で集団自害と殺し合いをさせ」などと記述した7点に、「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現」との意見を付けた。
いずれも、検定に合格し現在出版されている教科書と同じ記述だが、出版社側は「追いつめられて『集団自決』した人や」「日本軍のくばった手りゅう弾で集団自害と殺しあいがおこった」などと、日本軍の強制に触れない形に修正し、合格した。(後略)
== ここまで転載 ======================================
そもそも 「集団自決」とは、日本軍国主義によって強制されたものです。「生きて虜囚の辱めを受けず」といった皇民化教育の結果です。戦後60年も経つとあの侵略戦争を実体験した方々も少なくなり「旧日本軍が強制したかどうかは明らかではない」とか言う恥知らずな暴言も簡単につけるような時代になりました。
「日本軍に『集団自決』を強いられたり」は「追いつめられて『集団自決』した人や」に、「日本軍は配った手榴弾で集団自害と殺し合いをさせ」は「日本軍の配った手榴弾で集団自害と殺しあいがおこった」に、それぞれ変更するとは歴史的事実を改竄する暴挙です。