渋川2号雨水幹線工事見学会

2003/05/04


実はこの場所、我が家からは目と鼻の先です。最初はマンションの工事か?とも思っていましたが、途中から下水道関連の工事だということは知っていました。

いきなり見学会に参加したものの、そもそもこれはいったい何の説明会なのかが分かりません。既に説明が始まっていました。何も知らずに入ってきてしまいましたが、渋川にある雨水を貯める施設への誘導管工事だと言うことが分かりました。先ずここ(井田三舞町)に発進立抗と呼ばれる縦穴を掘り、そこにシールド機械を設置して掘削を始め、地下18mを約1kmに渡り掘り進むそうです。説明資料の他には、ヘルメット、タオル、軍手などが支給されました。

(左)一通り説明が終わり、さぁいよいよ地下18mの工事現場へ螺旋階段で降りていきます。18mと言えば5〜6階建てのビルの高さに相当します。これを延々小さな幅の狭い螺旋階段で下りていくのです。 (右)地下18mから入口を見上げるとこんな感じです。

(左)地下18mに到着。シールド工法による掘削機械の実物です。さすがに地下はヒンヤリします。 (右)この螺旋階段で下りてきました。

シールドマシンの内側です。直径2.8mの大きな刃が回転しながら掘り進む、その先端部分です。担当者曰く「シールドマシン内部まで見せる事はなかなかしないんですよ」との事でした。

掘削する先端部分の見学を終え、こんどは18mをひたすら上って地上へ戻ります。

地上へ戻るとお茶のサービスが。気がつくと小1時間経っていました。最初に貰ったタオルは汗でグショグショでした。

(左)建物全景。 (右)確かにこんな看板が出ていました。見学会は今回で最後ではなく、これから何回もやるそうです。地元の地下18mを経験できるなんて滅多にないことです。これを読んでるジモティーの皆さん、次回は是非どうぞ。