9月20日 十勝岳温泉−旭川−名寄−仁宇布−上徳志別−歌登(本日の走行距離217km・累積走行距離1,441km)

今晩泊まっているのはここ


十勝岳温泉は朝9時に出ましたが、もうその時には登山客などの車で駐車場はいっぱいでした。昨夜は天の川が見えるほど晴れ渡っていましたが、今朝は高曇りです。

下山途中、白金インフォメーションセンター近くにある(本当は立ち入り禁止の)沼に来てみました。美瑛川は硫黄分を含んでいるので元々青く見えるそうですが、この沼ではその青い湖面と、ダム建設のために立ち枯れとなってしまった木々がちょっと幻想的な雰囲気を醸し出しています。ちなみに、この沼は北海道フリークの間では有名なんだそうです。(女房談)

名寄を過ぎ、美深の手前を東に折れ、山間部に入りました。このルートは「トロッコ王国」の脇を通ります。元々立ち寄るつもりはありませんでしたが、時間もまだ早いのでまたまたやってきてしまいました。これで3度目です。(^^;)

来てみてビックリ!ちょっと来ないうちにトロッコ王国はバージョンアップしていました。先ず目に付くのは大きくて立派な車庫(整備工場?)です。こんなもの以前はありませんでした。トイレもバクテリアが糞尿を分解するタイプだけでなく、水洗タイプも出来ていました。また運営団体がNPO化していたことにもビックリ!そして最大のビックリは料金が2倍(!)になっていたことです。いやはやトロッコ王国も近代化してしまったんですねぇ。(^^;)

ところで、名寄から歌登へ行く場合、美深・音威子府を経由するというのが一般的でしょうが、『国道を走っても面白くないので(美深の手前で東へ折れ)山間部を行こう!』と言い出したのは女房です。うーーん、奴め最初からトロッコに乗ろうと思っていたな。でもまぁ、3回目とはいえ楽しかったからいいんですけどね。

これがお馴染み「トロッコ」です。連休ということもあり、客が多くて以前のようなゆっくり・のんびりとした走りは出来ません。でもまぁ、3回目とはいえ楽しかったからいいんですけどね。

今晩の宿は「うたのぼりグリーンパークホテル」という歌登町営のホテルです。ここの湯は100mほど離れたところにある別の温泉から引いているとか。ネットでもその湯質の違いについての言及があったようで、ホテルについて荷物を部屋に置くとすぐにその元湯に行ってみました。(左)「湯治・民宿旅館/湯元・あさくら」です。(右)渋いでしょ!カランが2つしかない小さな浴室ですが、濃い茶色の湯は質感があります。

これが「うたのぼりグリーンパークホテル」。歌登町営のホテルです。で、その泉質ですが、先ほどの元湯と違って薄々のサラサラです。確かに色は茶褐色ですが、濃さも質感も違います。例えて言うなら、ココアパウダーを定量入れてミルクで溶いたホットココアと、ココアパウダーを1/3にしてしかもお湯で溶いたホットココアの違いのような感じです。(わっかるかなぁ〜。) これで「元湯から引いている温泉」というのはちょっといただけません。浴室にカメラは持っていったのですが、ガッカリして撮ってきませんでした。

<女房から一言>

いやいや決して最初からトロッコに乗ろうと思ってたわけじゃないんですよ、ほんとに。何度も走ったことのある交通量の多い国道よりも、気持ちのいい林の中の道を行こうとしたら、なんとトロッコ王国の横を通るんですよ、その道が。たまたま時間はあったし、天気も良かったし、これは乗るしかないかなーと思って・・・。まぁ、3回目とはいえ、楽しかったからいいですよね。

ところで、ネットってやっぱり便利ですね。今日行った沼も、温泉の元湯も、旅行の計画を立てる時にあちこち検索していて、偶然個人のHPで見つけました。ガイドブックももちろん必要だけど、実際に行った人の生の情報って、とっても貴重だとつくづく思いました。