9月13日 銀婚湯に連泊中

本日の走行距離:0km、累積走行距離:803km。


昨日の分の同時進行形旅行記を書いていて寝たのは今朝の6時。で、朝飯で起こされたのは7時半。たった1時間半の仮眠で今日がスタートしました。

朝食。いろいろとありそうで、でも何だかイマイチ。ウィンナーでもいい、ハムでもいい、肉系がないのが理由かなぁ。

この宿の売りは「広大な敷地に点在する4つの露天風呂」。風呂は全て貸切り。それぞれの風呂には木札も貰って出掛けます。4つの露天風呂のうち3つはこの吊り橋を渡って行きます。

とりあえず一番遠いところにある「トチニの湯」へ行ってみることにしました。宿の玄関から徒歩15分という、一番遠いところにある湯です。湯は源泉100%の掛け流し。湯に行くときフロントで虫除けスプレーと蚊取り線香を貰います。林の中にある湯は蚊の宝庫。さっと脱いで、さっと浸からないと刺されちゃいます。

一度フロントへ戻ってまた木札を借り、次ぎに行ったのは「もみじの湯」。雲間から日も出てきて一気に明るくなりました。もみじの木の木漏れ日を浴びながら入る湯はなかなか素敵でした。

またまた一度フロントへ戻り木札を借りて、3つ目は「かつらの湯」。宿の玄関から一番近い湯です。ツリーハウスのような感じで、上階に湯があります。湯の近くにある桂並木も素敵でした。

と、ここでもう打ち止め。もう夕方になってきたし、それにちょっと疲れてきたので4つ目の「どんぐりの湯」はパス!一つ手前で止めておく方が未練が残って良いし、次回またここに来る言い訳にもなるしね!

でも実を言うと、もともと私はそんなに露天風呂好きじゃありません。温泉の魅力はなんてったって湯そのもの。景色や環境は香辛料にはなり得ても素材ではありません。(花巻温泉・藤三旅館のような目を見張るような秀逸な環境は別物ね!)それに3ヶ所にも入ると疲れちゃったしね。

写真(左):温泉旅館・銀婚湯の玄関はこんな感じ。

写真(右):館内には吹き抜けになってるところもあります。なかなかイイ感じです。

露天風呂には当然のことながら石鹸やシャンプーはありません。3つも露天に入るともう汗だく。頭の中を汗が伝って髪の毛はグショグショ。最後はやはり内湯に入りスッキリ、サッパリしなくちゃね!

内湯は時間で男女が入れ替わるので、ここに入るのは初めて。途中で電気が付いたらまた趣が変わって面白かったなぁ。

今晩の夕食。昨晩、我々が今年結婚25年だと話したら、今晩の晩飯にお祝いの刺身が出てきました。記念品も貰っちゃった!明日のチェックアウト時には記念撮影された写真も貰えるそうです。(^^;)

<女房から一言>

午前中には雨も上がったので、貸切露天風呂めぐり。スリルたっぷりの吊り橋や静かな林を通って、遊歩道を行ったり来たり。露天風呂はあまりにも開放的で、申し訳程度の目隠しは、あんまり役には立っていないような・・・。まあ、こういうところへ来ちゃったら観念するしかないですね。どの湯も野趣満点で、もみじの湯なんて死んだカエルが伸びて浮いてました。ここの敷地内はもみじの木が多いので、紅葉が絶対きれいなはず。そんな季節にまた来てみたいものです。