4月15日(日曜日) 博多−指宿−西大山−鹿児島空港−羽田


昨日の晩もホテルの部屋は暑かった。
#といっても旅行記の編集・更新にて間取り寝たのは4時過ぎだったけどね。
窓を開け放して(ホテルの窓はちょこっとしか開かないが)、エアコンを送風の18度にしてやっと眠ることが出来た。

今日は最終日。
この3日間の中では最短移動なので、朝の集合もこの3日間の中では最遅。
稚内では6時50分、函館では7時45分だったけど今日は9時なのだ。
#だから朝4時過ぎまで起きていてもOKだったのだ。

先ずは博多から「さくら」に乗って鹿児島中央まで。

写真:さくら545号
動画:入線する「さくら545号」

鹿児島中央着は11時33分。指宿までは「特急・指宿のたまて箱3号」に乗る。どうして「たまて箱」かと言えば、ドアが開く度にミストが噴出され、煙がモクモクと上がっている様が「たまて箱」だからなんだとか。休日運行の観光列車で全席指定なのでなかなか切符がとれないんだって。元々は2両編成だったけど需要増で3両に増やしたんだとか。後から作った車両のほうがシックでイイと思う。

動画左:車内の様子
動画右:途中停車した喜入駅でホームに降りて撮ってみた。

指宿到着は12時41分。これから最南端の無人駅に向かう。鈍行待ち合わせに30分以上あるので改札を出てみた。

最北端の駅「稚内」から3105キロメートル(らしい)。最南端の駅「西大山」に到達。西大山駅からはチャーターバスで鹿児島空港へ。17時15分の便(羽田着19時)で帰ってきたのだ。

<総評>

3泊4日で最北端の駅から最南端の駅までを走り抜けるってのは面白かったぞ!観光など一切なし(初日の時間調整での宗谷岬見学を除く)、ただひたすら列車に乗って移動するだけの3泊4日だった。

メンバー19名+添乗員での20名ツアー。女性が8人もいたのが意外で驚いた。夫婦で参加したのが2組いたが、その他の6名の中には80代を筆頭(と思われる)老3姉妹や、敢えてカメラを持たず小さなスケッチブックに各所で筆を走らせる単独参加の洒落たご婦人や、車内での弁当での食事時にも車内販売のビールが来るまで箸をつけない86歳の単独参加の粋なご婦人もいた。

いろいろな人間模様を眺められて面白い(?)3泊4日ではあったが、しかしどうして男性の単独参加者ってのはこうも癖のある奴が多いんだろ。今回のようなマニアックなツアーという特殊要因もあるかもしれないけど、ウンザリ、ゲンナリ、辟易することが多くて参った。

・稚内のドーミーインは初めてだったけど設備も良いし従業員の雰囲気も良いし気に入った。次回からはここだな。

・稚内の店のカウンターで一緒になった男性と話が弾んだ。札幌在住だが仕事でこちらに来ていて、高校時代の同級生がオーナーであるこの店に飲みに来たらしい。で、その仕事が猿払の道の駅にホテルを造ることだとか。4月末にはOPENらしい。ってことで、この夏の北海道旅行時には猿払にも泊まることにしたw

・函館で泊まったロアジールホテルはダメだな。今までも泊まったことはなかったけど、これからも泊まらないな。

・博多の「さが蔵」で食った「大根の唐揚げ」が秀逸だった。日本全国どこでも食えない(出してない)と思う。博多に行ったら「さが蔵」で「大根の唐揚げ」を食うべし!

・飛行機内での放射線量が驚くほど高くて驚いた。地上の30〜40倍。パイロットや客室乗務員ってこんな環境で働いてるんだね。

<オマケ>1999年5月21日、指宿から行って西大山駅の3つ先、指宿枕崎線の開聞駅に来ていた。