5月21日 内之浦−根占(フェリー)山川−開聞岳−国分(本日の走行距離192Km:累積走行距離2,133Km)

今日はまた大隅半島を横断し、鹿児島湾に出てフェリーで薩摩半島に渡ります。本当は鹿児島に宿をとりたかったんですが、木曜・金曜ともどのホテルも団体で満員だったんです。(いったい何なんだ?) 

大隅半島西岸の根占港からフェリーに乗りました。対岸の薩摩半島・山川港へは30分です。搭乗して驚きました。デッキに立ち食いコーナーがあるんです。こんなフェリーは初めてです。うれしくなって「きつねうどん(410円)」を食べてみました。結構おいしいんです。

「フラワーパークかごしま」に寄りました。花のテーマパークです。2,000種、35万本の花木があるそうです。入場料600円ですが、十分に楽しめます。特にハイビスカスが有名だそうで、114種もあるそうですが残念ながら我々の訪れる時期がちょっと早かったようです。(T_T)

薩摩半島最南端「長崎鼻」です。とりあえず行ってみましたが、岬すぐ近くまで車で入って行けます。案の定、昨日の佐多岬と違って思いっきり観光化されていました。やっぱり大汗流してアップダウンの小径を何十分も歩いていくような場所じゃないと観光化されちゃいますね。

左は、指宿枕崎線の開聞駅です。線路にまで降りてしまいました。右は、その開聞駅から西へ2−3Km行ったところにある展望台です。逆光を避けるために、どうしても開聞岳を西から眺める場所へ行きたかったんです。

今晩の宿は、隼人町にある「ホテル京セラ」です。鹿児島市内に泊まれなかったので、ガイドブックで見つけたこのホテルにしました。黒川紀章の設計だそうです。畑や田圃のなかに突然13階建てのホテルが現れます。場違いな雰囲気です。隣の町「国分」に行くのもタクシーで約1,000円かかる距離なんです。設備や内装は都心のホテルと遜色ありません。

食事はタクシーを呼び国分へ出ました。タクシーの運転手に『薩摩料理が食べたい』と伝えたら、「辰巳屋」という店へ連れて行かれました。

「たかえび」と「さつまあげ」です。えびはぷりぷりしてるんですぅぅ。「さつまあげ」は何も言えません。最高です。

「かつお腹皮」と「きびなご」です。こんな「きびなご」初めてです。きらきら光って透き通っているんです。

この他、「とん骨」「地鶏さしみ」「にがうり・豚肉・豆腐・なすの味噌炒め」「すなずり」も食べましたが、全部おいしかったぞぉぉぉ。「たかえび」「きびなご」「地鶏さしみ」は素材が新鮮だというのがよく分かりました。ただ、新鮮な素材さえ手に入ればこれは(比較的)簡単でしょうね。私が気に入ったのは「さつまあげ」と「かつお腹皮」です。『本当の「さつまあげ」ってこんな味なのね!』と目から鱗でした。「かつお腹皮」は初めて食べました。これもおいしかったですぅぅ。堅いような、柔らかいような、ぷりぷりしているような、こりこりしているような・・、何とも言えない食感でした。女房は『「とん骨」が一番だった』と言っていました。

これら全部を2人前食べて、なおかつ焼酎3杯飲んで、全部で消費税も入れて7,000円ですって!!会計で料金を提示された時、一人分の料金だと思っちゃいました。これマジ。がはは!