9月16日 女神湖−安曇野

天気予報は曇りのち雨です。ホテルの周辺は朝からすっかり霧。今日はビーナスラインで美ヶ原から松本へ抜けて安曇野へ向かう予定でしたが、何も見えそうにないので長野道を使って、さっさと目的地に行く事にしました。途中の霧ヶ峰は文字通り霧の中でした。

敷地面積45万坪の「大王わさび農園」に立ち寄りました。大和朝廷と戦って死んだ「魏石鬼八面大王」という豪族の墓が、この地にあったそうです。日よけのためでしょうか、わさび田の上には黒いシートがかかっています。

日よけの下はこんな感じになってます。園内を一周するコースの途中に茶屋が出ていました。わさびソフト、わさびジュース、わさびの葉の醤油づけを食べてみました。醤油づけがgood!ご飯が欲しくなります。

裏の方ではおじさん達が、表の方ではおばさん達がわさびを処理していました。

当然ながら売店ではわさびを売っています。1個100円のかけらから、1本3,000円の立派なものまでありました。

穂高駅近くの『そば処・上條』です。こんな外見の蕎麦屋です。営業時間は11時から16時までのたった5時間。店内もこんな感じで、蕎麦屋というよりケーキ屋といった雰囲気でした。オーナーが写真家のようで、ギャラリーが併設されていました。

で、肝心の蕎麦ですが、やっと3日目にして当たりを引きました。V(^o^)  腰よし、歯ごたえよし、味よし、つゆよしです。身近な比較対照としては地元の蕪庵でしょうか。あそこの蕎麦にちょっと似ています。ただ蕪庵より若干太め、色も若干濃いめ(そば殻も一緒に入っているってことかな?)で、私の評価は当然こっちの方が上です。

『安曇野と言えば道祖神でしょ!』(女房談)ということで、道祖神の紹介です。(^^;) 左はJR大糸線・穂高駅の駅舎横にあったもの。右は農道の脇にあったもので、どうもエビス様のようです。これも道祖神というのかどうかよく分かりません。(^^;)

今晩の宿「オーベルジュ・ノワール」です。12歳未満はお断りという、部屋数3室の小さなホテルです。右の写真は2階への踊り場から撮ってみました。ディナーもgoodでした。エビも鯛も鶉も美味しくて、今回の旅行の中では最高の質です。どの料理も素材だけでなくソースが美味しいんです。料理の写真も撮りたかったんですが、写真を撮るような雰囲気じゃありませんでした。(^^;) だって我々を含めて中年夫婦3組が静かに食事しているんですもの。