9月16日 小樽ー(札樽道・道央道)ー美唄(R12・直線道路)ー滝川ー留萌ー羽幌(本日の走行距離240km、累積走行距離1,305km)

今晩泊まっているのはここ


今日の出発も午前10時。今日の目的地は羽幌です。途中、美唄から滝川にかけては約30kmに及ぶ日本一長い直線道路を経由します。

直線道路の途中、道の駅・ハウスヤルビ奈井江に立ち寄りました。建物にはいると真っ正面に大きな粉挽き機がありました。無農薬の蕎麦をこれで挽き、隣では手打ちの実演をしています。ちょっと早い昼飯はタヌキ蕎麦にしました。

(左)イチゴのミルフィーユと、(右)お約束のソフトクリームです。これが大正解でした!味も香りも舌触りも、そして後味も、稀にみる傑作です。以前も書きましたが、私は日本各地のソフトクリームを今まで何十個も(たぶん100個以上も)食べてきました。ことソフトクリームにかけてはチョットうるさいんです。ここのソフトクリームは今までのベスト5に入る傑作でした。

(左)JR砂川駅に立ち寄りました。駅舎は比較的新しいようですが、左奥の跨線橋だけは相当年季が入っています。(右)跨線橋を撮るために、駅員さんにお願いし駅に入れてもらいました。とてもとても30年や40年という感じではありません。もっともっと以前からあるもののようです。この跨線橋は華やかなりし砂川炭坑を知っている感じがしました。

海沿いのR232を北上していると、右手の丘の上に、急に大きなプロペラ群が出現しました。苫前グリーンヒル・ウィンドパークと呼ばれる施設だそうで、丘に上って数えてみたら37基ありました。日本初の集合型風力発電施設だそうです。1基あたりの出力は1000キロワット。大きなプロペラがブーンと低い音をたてて回っていました。

今晩の宿、「道の駅サンセットプラザ羽幌」の部屋です。公的機関の宿は何処も大体キレイです。ここもご多分に漏れずキレイでしたが、フローリングというのは初めてです。

5階の部屋は西(海側)に面しています。眼前には天売島と焼尻島が、そしてちょっと右に目を移すと利尻島がクッキリと見えます。今日の日没は17時43分。天売島の左の水平線に落ちてゆく太陽を、部屋からゆっくり眺めることができました。ここから焼尻島までは高速船で30分だそうですが、ベランダからは天売島や焼尻島の民家の灯りもクッキリ見ることができます。

「女房からの一言」

期待していた「日本一の直線道路」は起伏が無いため遠くまで見通すことができず、長さがあまり実感できませんでした。ちょっとがっかり。苫前のウインドパークは人影もなく、青い海と白いプロペラ、その下で草を食べている馬たち、なんだか日本とは思えないような不思議な風景でした。

今日の宿の「サンセットプラザ羽幌」は全室オーシャンビュー。眺めは最高だし設備も立派ですが、お食事が・・・(ToT)中華と和食がまぜこぜの変なバイキングでしたが、美味しかったのは地元産の甘エビぐらい。かなり悲しい夕飯でした。