8月23日 元住吉<ー>浜松(走行距離520km)


以前、アオリイカを食べたくて、ただそれだけのために福井まで行ったことがありましたが、今回は鰻がメインではありません。来月(9月)に予定している「行き当たりバッタリ北海道単独ツーリング」の予行演習として何処か適当な場所はないかな?と考えた結果、<浜松・鰻ツアー>を思いつきました。

目的の店は「八百徳肴町店」。初めて行ったのは今から15年ほど前でしょうか。某商社の浜松店へ出張したとき、現地の方に連れられ行ったのが最初です。ごちそうになった「鰻茶漬け」がムチャクチャ美味しかったんです。それ以来、夏の旅行などで浜松を通りかかると、わざわざ東名を降りて何回か食べに行きました。ここのところ数年は食していませんので、久々の「鰻茶漬け」です。

「八百徳肴町店」は15:00〜17:00の間は休憩なので、この時間を外さなければなりません。家を出たのは11:30’。この時間に出ればいくら何でも17時までには浜松に着くと思ったのです。ところが、下調べを怠ったと言えばそれまでですが、浜松は東京から350km〜400kmぐらいはあるかな?と思っていたら、何のことはない、たった250kmしかないことに東名に乗ってから気が付きました。15時には着いてしまうのです。でも急いで行くのも味気ないので、途中のSAで時間を潰しながら行きました。

実は浜松には「八百徳肴町店」の他に、「八百徳本店」「八百徳駅南店」という店もあるのです。屋号が同じと言うことは元々は何らかの関係があったのでしょうが、今は『全く無関係』ということです。老舗にはいろいろありそうですね。(^^;)

「八百徳肴町店」のHPはこちら。「八百徳本店」のHPはこちら

(左)15:30’過ぎに浜松に到着。久々の浜松ですが、その変わりようにはビックリです。超高層のホテルまで建っていました。特に駅の東側地域は再開発の真っ直中という感じです。(右)こちらは駅の西側。この辺は元々の繁華街です。見慣れた景色です。

「八百徳肴町店」のある「肴町」にやって来ました。時間潰しに路地を散策しました。この路地は以前から面白いのです。駅に近い方の路地は開発もされ、おしゃれな店舗が軒を連ねますが、もう一本西に行けば国道152号というどん詰まりの所にあるこの路地は、まだ開発され尽くされずに昔ながらの店も残っているのです。(左)神谷鰹節店。(右)高橋結納店。

鰹節店や結納店の並ぶその同じ場所に、こんな店もあるのです。浜松は繊維の町なのでしょうか、この路地にはアパレル系の店舗が以前からたくさんありました。

(左)洋傘屋。(右)靴屋。こんな感じのオシャレっぽい店も肴町には同居しています。

(左)今日のお目当て「八百徳肴町店」です。まだ支度中です。(^^;) (右)17:10’に開店したので早速飛び込みました。注文が入ってから焼くので時間が掛かります。そう言えば初めて来た15年前もそうでしたっけ。オーダーしてから30分、やっと来ました!お櫃に茶碗3杯分の鰻ご飯、わさび+ネギ、お新香、肝吸い、そして昆布ダシのお茶、です。

(左)最初の一杯は鰻ご飯をそのまま食べます。(右)二杯目以降はお茶漬けで。いやぁーー、これがまた美味いんだっ!久々の鰻茶漬けに大満足の<浜松・鰻ツアー>でした。

補:「八百徳肴町店」は今年の7月5日、西麻布にも店を出したそうです。西麻布交差点から若干渋谷よりの六本木通り沿いとのことです。ちなみに住所は港区西麻布4−17−33(tel03−5464−1808)。もうこれからはわざわざ鰻を喰いに浜松まで来なくて済みそうです。