7月20日 瀬波温泉−羽黒町−鶴岡(本日の走行距離113km、累積走行距離517km)

今晩泊まっているのはここ


今日は羽黒町の造り酒屋に立ち寄ります。東京で催された日本酒の試飲会で、女房がそこの製造責任者と知り合ったそうです。今回、酒蔵を見学に行くと言ったら「丸一日案内するから早めに来い」とのこと。午前8時にはホテルをチェックアウトし、その酒蔵に向かいました。

午前10時過ぎにやっと到着。竹の露酒造場です。空は真っ青でドッピーカン、気温もドンドン上がってまるで真夏です。

酒造行程を一つ一つ全て見せてくれながら説明してくれます。まずは地下水をくみ上げたタンクから。この1本が100石(1万升=1万8000リットル)だそうで、これが6本並んでいます。2階部分に上がってみると右の写真のように見えます。洗米装置や洗瓶装置も見学しました。

(左)道順の途中に、この酒蔵で製造している酒の陳列コーナーがありました。(右)蒸米機。

蒸し上がった米に麹菌を振り、温度管理をしながら旨味成分を出していくそうです。米はこんな木枠に入れます。(右)の写真はその工程の温度・湿度管理表です。この後も出来上がった酒の貯蔵庫や保冷庫などをみっちり1時間見学しました。

観光ブルーベリー農園(鈴木農園)へやってきました。ここには6000株のブルーベリーがあるそうで、単体の個人農家としては日本最大のブルーベリー農園だそうです。大人1人800円でブルーベリーが時間無制限で食べ放題です。

いろいろな品種がありましたが、小粒の品種の方が比較的甘みも強く、美味しい感じがしました。最初は1個1個口に運んでいましたが、途中から7〜8個を手に盛って一気に食べるようになりました。日向の実は温かく、太陽を食べているような感じがしました。

接写してみました。こんな感じで実がなっています。こんなのをまとめてパクッとやります。

月山にやってきました。8合目までは車で上がってこられます。「弥陀ヶ原」には地塘が点在し、お花畑が広がっていました。

地塘にはイモリも棲んでいましたし、モウセンゴケの群生もありました。

<女房から一言>

「山形にいらしたらご案内しますよ」というお言葉に甘えて、ほんとに来てしまったずうずうしい私たち・・・。せっかくの休日を潰して、一家総出で出迎えてくださいました。ブルーベリーは美味しかったし、月山8合目までのドライブはスリル満点で楽しかったし、教えていただいた鶴岡のお寿司屋さんもナイスだったし、お陰様でとってもいい一日を過ごす事ができました。酒造りの仕事と地元庄内に、誇りを持ってる素敵なお父さんでした。