9月19日 積丹−小樽−石狩−浜益−留萌−苫前−初山別−旭温泉(本日の走行距離309km/累積走行距離1,471km)
今晩泊まっているのは遠別町「旭温泉」。
昨晩床に入ったのは23時前。たまに国道を走り抜けるクルマの音が少しだけ気になりましたが、それより波の音の方が大きくてねぇ。(^^;) でもこういうのって「1/f」だったりして結構すんなり寝られるかも・・、と思っていたら案の定朝までぐっすりでした。6時半に起きて、7時から朝食。泥で汚れたバイクの水洗いなどを軽くやって9時過ぎには出発しました。
(左)忍路(オショロ:余市と小樽の中間)に有名なパン屋があるというのでやってきました。「AiguesVives(エグ・ヴィヴ)というお店です。
(右)店に着いたのは10時過ぎ。店のホームページではこの時期(4月〜12月)の営業時間は8時から17時となっていましたが、行ってみたら「11時OPEN」って張り紙があります。階段を上がっていこうとしたら2階の窓から女性が『11時からです!』とピシッと一言。『11時からなんですけど・・。』とか『11時からなんですよ・・』とかもっと違う言い方があるんじゃないの?ホント、けんもほろろって感じの言い方で、ちょっと感じ悪かったぞ。AiguesVives(エグ・ヴィヴ)。
でも景色は最高!店の前の道から下を見落とすと、右にも左にもこんな景色が広がっています。水も透き通っていて海の底が良く見えます。
(左)またまたやって来ました、初山別天文台です。ここに来たのは3回目ですが、過去2回は休館日や閉館時間後だったので今回が初めての入館です。ここは日本最北の天文台。でも有名なのは「星に名前を付けられる」というやつの方でしょうね。
「夢いっぱいのプレゼント」を5000円でご提供します。/星に名前をつけてください。恋人、子ども、大切な人。そして、記念に、プレゼントに。あなただけの星が北の夜空にいつまでも輝きます。星の名前を登録された方には、星名登録キット(登録証明書、IDプレート、星図)をお送りします。
だそうで、ネットでもオーダー出来るようです。
(右)3階のドーム部分にある65cmのフォーク式反射望遠鏡です。
(左)天文台の2階デッキから撮りました。雲の切れ間からのぞいた日が、遠くの海面をキラキラ輝かせていて素敵でした。
(右)初山別天文台は「みさき公園」内にあります。その「みさき公園」から、遠く北の宗谷方面まで続く海岸線を臨むことが出来ます。綺麗でした。
(左)天文台からは16〜17kmでしょうか。R232を北上し、途中で道道971に折れて行き止まりの所に今晩の宿「旭温泉」はあります。遠別町観光公社が経営する一軒宿の温泉です。赤いトタン張りの小屋、どう見ても山小屋の雰囲気です。しかも事前に調べたネットの情報では、訪問者の食事のコメント欄が故意にブランクになっているほどの有様です。でも前からここが気になっていたので一度来てみたかったんです。でも一歩中に入ってみると結構綺麗で、立派で、意外でした。
(右)部屋は8畳ほどでしょうか。昨日の宿より広めです。しかし電話がありません。しかもAirH”だけでなくDocomoまで圏外です。陸の孤島っていう感じです。
(左)浴場につながる廊下も、待合室も、脱衣所も、そして浴室も、みんな綺麗で立派です。打たせ湯も、サウナ室も、露天風呂もあります。
(右)期待していた(悪い方にね★)だけに出てきた料理にビックリです。ごく普通の公共の宿チックな晩飯です。たまたま隣り合った方から聞いたところによると、やはり以前はヒドイ食事だったそうで、そのうえ更に晩飯には蝿帳が被せてあり、脇には蝿叩きまで用意されていて、パチパチ蝿を叩き潰しながら食事をしたそうです。覚悟を決めて来ていただけに、ちょっと肩すかしをくったような旭温泉でした。