9月22日 留辺蘂−北見−美幌−(美幌峠)−弟子屈−中標津−(開陽台)−養老牛温泉(本日の走行距離225km・累積走行距離2,154km)

今晩泊まっているのは中標津町養老牛温泉「ホテル養老牛」。


朝6時の留辺蘂の気温は6.2℃だったとか。でもこの旅館は防寒設備がしっかりしているのでしょう、暖房はまだ入れていないそうですが昨夜は暑くてなかなか寝付けませんでした。

ところで朝の食堂にビックリ!団体客もいるし、2〜3人や数人のグループ客もいるし、食堂は大賑わいでした。ざっと勘定したら40人以上がいました。夕食はあまり褒められたものじゃなかったけど、朝食のバイキングはまぁまぁだったし、だいいち客室が広くて綺麗でした。これで8550円ならお得かも。「塩別つるつる温泉」、棄てたもんじゃありません。

今日もまたまた9時前には宿をあとにしました。11時過ぎに美幌峠に到着!峠にある道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」で休憩です。雨が今にも降り出してきそうな空具合でしたが、未だ降り出していません。眼下に屈斜路湖が一望出来ます。

(左)屈斜路湖、弟子屈、中標津と経由して、13時過ぎに今日のお目当て「開陽台」に到着!ガイドブックに拠れば、『根釧原野一帯から洋上に浮かぶ国後島まで330度の大展望。夜はプラネタリウムよりすごい星空。』とのこと。雨は降っていないものの、曇り空なので期待せずにやってきました。高台のてっぺんに円柱形2階建ての建物があります。

(右)国後島です。後で聞いたところに拠ると、晴れの日より今日のように曇った日の方が遠くまでハッキリ見えるのだとか。野付半島のカーブまで見えることもあるそうです。国後島まで見えるのはラッキーなんだそうです。

その『晴れの日より曇った日の方が・・』という話を聞かせてくれた、1階にある「ハイジの家」という食堂兼喫茶店のおばちゃん。もう20年もここにいるそうです。冬の開陽台の様子、開陽台で見る星空の話、中標津という町のこと、同席していた常連客の昔話、今晩私が泊まる養老牛温泉の話、そして養老牛温泉に3軒ある(3軒しかない!)温泉宿の評価・・、そんなことを聞いていたらあっという間に2時間が経っていました。明日の彼岸中日用に作ったおはぎまでご馳走して頂き、最後に手編みのお守り(鈴付き)まで頂きました。なんでもこの20年間に6000個(六千だぜっ!)もこのお守りをあげてきたのだとか。営業期間がGWから10月末までの半年間だそうなので、1年に300個、つまり1日に2個のペースであげてきたことになりますね。

ということで、2005年9月22日の2個(愚妻の分まで)は私が頂き、来年の再訪を約して開陽台あとにしました。

16時過ぎに今晩の宿、養老牛温泉「ホテル養老牛」に到着。ビックリしました。この部屋、この内装、この設備で12kとは暴利です。あと2軒ある温泉宿「D」と「F」とこの「ホテル養老牛(以前は「養老牛荘」と言ったらしい)」では、「D」がダントツでd(-_^)good!!だとか。私の部屋の窓から「D」の様子が見えますが、玄関からして段違いです。中庭には鯉まで泳いでます。

実は私は最初「D」を予約しようとしましたが、『この時期、お一人様のご宿泊はお断りしております。』と言われたんです。「一人で使うとどうなるの?」と聞いたら、『お二人様分のご宿泊料金からお一人様分のお食事代を引いた金額で・・。』とのこと。一人で泊まるのに30k近い出費はナンセンス!と思い、「ホテル養老牛」にしたのでした。

「D」の1泊15kにしろ、「ホテル養老牛」の1泊12kにしろ。どちらにしろ地の果ての、こんな小さな町の、しかも町はずれで1泊12kとか15kというのは常軌を逸してます。都心だってもっと良い部屋に泊まれるぜっ!プンプン!

でも来年は「D」に泊まろぉーーっと!