9月25日 晩成温泉−広尾−(襟裳岬)−浦河−新冠−苫小牧−室蘭−長万部−函館(本日の走行距離526km・累積走行距離3,331km)

今晩泊まっているのは函館「ホテル法華クラブ」。


昨日の天気予報では晴れだと言っていたのに、今朝起きたら空はドンヨリと曇っています。今朝の天気予報の衛星写真で見る限り、台風17号の外周の雲が北海道に掛かっているようです。

今朝起きて窓の外を見たらビックリ!この施設って波打ち際に建っていたんです!海鳴りがあんなに大きく聞こえたのも納得です。もう一つビックリしたのはフロント棟の全容が見えたことです。

出発前に撮ってみました。昨日撮った真っ暗ななかでの写真じゃ、概要が掴めないでしょ?

(左)これがフロント棟。こんな大きな看板があったなんて気がつきませんでした。

(右)そしてこれが宿泊棟。ホント、学校のようです。(^^;)

11時頃、襟裳岬に到着。

(左)「風の館」です。説明文によると、日高山脈襟裳国定公園内にあるので、周囲の景観や植生に考慮し、また、すぐ隣にえりも岬灯台があるため、灯台の明かりを遮らないようにということで、地下に埋もれるような形で、設計されています。風の館は、風が作る「カルマン渦」をシンボルに、建物全体も「カルマン渦」をイメージして作られています。とのことで、地上からは建物の全容は分かりません。

(右)「風の館」に入っていって右に延びる「風の回廊」。光と音で幻想的な雰囲気です。

襟裳岬では「風速10m以上の風の吹く日が年間290日以上もある」そうで、私にとって2度目の襟裳岬も風が強かった!

14時頃、新冠を通過。「サラブレッド銀座駐車公園」に立ち寄りました。R235から滑若(ナメワッカ)に向かう道道209号の一帯にはサラブレッドを育成する牧場が集中するので、サラブレッド銀座と呼ばれているそうです。この「駐車公園」はその入り口にあります。眼下には広大な放牧地が広がっていました。

函館着は20時半。こんなに時間が掛かるとは思いませんでした。疲れた!(>_<) 

今日の敗因は、まず第一に移動距離を正確に把握していなかったこと。そして第二は道南の交通事情(交通量の多さと道路事情)を考慮していなかったことです。

今日の走行距離「526km」は、道内を一日で移動するにはMAXの距離です。だったら今朝はもっと早く出るんだった!と後悔しきりです。

そして交通事情です。苫小牧・室蘭・函館という大きな町があるので、道北や道東に比べて人口が多いのでしょう。クルマの量が違います。しかも道は片側1車線です。道北や道東も片側1車線ですが、交通量が違うので全然気になりませんでした。でも道南は違います。苫小牧から函館までの250kmでスイスイ走れたのは殆どありませんでした。延々と連なるクルマ、クルマ、クルマ・・。それが皆ほとんど制限速度から+20kmぐらいで走っているのです。参りました。○| ̄|_

やっぱり北海道は道東と道北に限りますっ!