12月31日 マウレ山荘−遠軽−(石北本線)−北見−チミケップホテル

今日泊まっているのはここ


2泊したマウレ山荘をあとに、今日はチミケップホテルに向かいます。

朝起きたら今朝も小雪舞う天候。29日の晩こそ星を眺められましたがその夜からはずっとこんな感じで暖かな2日間でした。

マウレ山荘をチェックアウトしたのは午前10時。遠軽発10時57分の特急オホーツク1号に乗るため、ホテルの大型バスで遠軽まで送ってもらいましたが、途中ノロノロ運転の軽自動車に行く手を阻まれ遠軽駅に着いたのは5分前の10時52分。いやぁ〜、ひやひやしました。(>_<) 遠軽駅前は雪で埋まっていました。

北見到着は11時56分。改札口は帰省者を出迎える人たちで混雑していました。チミケップホテルにはここからタクシーで40分のはず。15時のチェックインタイムまでは未だ間もあるし、駅前にはタクシーもたくさん並んでいるし、お茶でも飲んで時間を潰すか!と入った駅近くのビルでお汁粉などを。V(^o^)

いくらノンビリしても1時間半が限界。
ということで早めにホテルに行っちゃえ!と駅前に戻ってきたら・・、

タクシーが1台も居ないじゃん!

うぅーーん、タクシーは特急の時間に合わせて集まってくるのか・・。次の特急到着までは未だ1時間弱あるし・・、と思っていたらロータリーに入ってくるタクシーを発見!
何とかゲットしてホテルまで辿り着きました。

北見駅から約25km、雪道を何回かお尻を振り振り時速40kmで所要50分、料金は6060円。さすが地方のタクシーは安いです。なんてったって初乗り480円ですぜ!

余談ながら、タクシーの車内で掛けていたCDがアニタオディだったのにはビックリ!なんでもよく乗ってくれる客にアニタ好きが居るんだとか。そして乗った乗客に合わせてCDも選んでいるんだとか。思わずmixiのアニタコミュの話なんかもしちゃいました。(笑)

ホテル到着は14時15分。早めだけどチェックインさせてもらい、ウエルカムドリンクにワインなどを頂き、暖炉の前で寛ぐという、我ながらちょっと贅沢だよなぁ〜、と思うひとときを過ごさせて頂きましたです。はい。

夕食は18時から。フルコース。どれもこれも美味いんです。大げさではなく、今まで泊まったどのホテルの、どのコースより美味いんです。前菜といい、魚料理といい、口直しのシャーベットといい、メインの肉といい、サラダのドレッシングやパンに至るまで全て一捻りも二捻りもしてあり唸ってしまいます。こんな山奥の人里離れた湖の畔にあるホテルでこれほどのコース料理が出てくるとは正直驚きでした。

食事が終わったのは20時。もうお腹いっぱい!苦しい!と思いながら暖炉の前で珈琲を飲んでいたら「年越し蕎麦をご用意しておりますので21時にもう一度おいで下さい」って言うじゃあ〜りませんか。1時間後だって蕎麦なんか食えるか?!と思いましたがちゃんと喰えちゃったのが不思議。(笑)

食後、また暖炉の前で寛いでいたら、またまた「シャンパンをご用意しております。ここでお飲みになってもお部屋にお持ち帰りになっても・・。」って言うじゃあ〜りませんか。うんうん、そう言えば南富良野のログホテル・ラーチでも年越しにはワインが部屋まで運ばれてきたよなぁ、などと思い出し、部屋まで運んでもらったのでした。まだ23時前ですがやっと今日一日が終わったって感じです。

バブル期には予約もなかなか取れなかったらしく、
客室にテレビだけでなく時計類も一切なく、
携帯は全キャリアが圏外で、
客室には無線LAN設備があるものの、私一人で占有していても速度57k〜61kってことはISDNだな、

というチミケップ湖畔のチミケップホテルでこれから2日間を過ごします。

我々は良いお正月を迎えます。
皆さんも良いお年を!

<女房から一言>

一昨日の5時過ぎマウレ山荘に向かった時は、道路にはほとんど雪がなかったのに、今日遠軽に送ってもらうバスの行く手はどこもかしこも真っ白。この2日間でずいぶん積もったようです。  到着したチミケップホテル、宿泊客は私たちともう1カップルのたった4人。とっても静かな年越しです。