4月12日(木曜日) 羽田ー稚内

今日泊まっているのはここ


さてさて「列車で日本列島縦断の旅・4日間」の始まり始まり。

羽田第2ターミナルへの集合は10時。10時10分着ってバスなら「武蔵小杉発9時10分」ってやつがあるんだけど、でも集合は10時。しょうがないから1本前の「武蔵小杉発8時10分」ってやつに乗った。家から武蔵小杉バスターミナルまではタクシー。呼んだ時間が7時45分だったので深夜早朝割増も取られちゃった。(^^ゞ

第2ターミナル到着は9時20分。待ち合わせ場所(1番の時計下)に行ったけどそれらしい人や集団は発見できず。私より年長の18人がこの周囲にいるはずなんだけどね。

10時ちょっと前になって東京中日新聞の旗を取り出した男(添乗員)を発見。おっ、そしたら直ぐにオヤジが一人進み寄った。ツアー客だな。70代かな?私も早速進み寄り航空券を受け取る。この後誰も現れず。手持ち無沙汰なのでもう保安検査場を通っちゃえ!指定された搭乗口は701番。500mも先じゃん。とりあえずどんどん歩く。

何だよ701番ゲートって。階段で1階に降りたバスゲートだってさ。しかし暗い待合スペースだなぁ。ここから飛行機までバスに乗って行くのか。バスで行くのなんか随分久しぶりだな。さすが僻地便。さすが三宅島、徳島、秋田、大館能代、そして稚内行き出発ゲートだ。

写真左:翼の下に陸奥湾と下北半島。中央の山は(たぶん)櫛ヶ峯。

写真右:青森上空で毎時2.42μsv/h。地上の30倍。

さて今回の旅では各地の放射線量を測ろうと思ってる。
#ほらね。テッちゃんじゃないのだよ、私は。
東北新幹線での計測がメインだけど、飛行機内での線量が高いと以前から噂なので早速測ってみた。

搭乗前の地上では0.08〜0.09μsv/h。搭乗後の機内でも同じ0.08〜0.09μsv/h。しかし離陸したらどんどん上がってくじゃん!10分で0.20、その後また10分で0.40、その後も0.60、0.80、1.00と上がり続け、高度37,000フィート(11,200m)の巡航に入った段階で2.50μsv/hになった。その後も巡航中はコンスタントに2.40〜2.60μsv/hを示し、最高は2.80μsv/hにまでなった。

おいおい、これって地上の30〜40倍ってことじゃん!外部被曝だけで年間21〜25msvも被曝するってことじゃん!昔からパイロットは早死するって言われてるけど、こりゃ道理で早死するワケだ。高い給料と命を交換してるってことだな、パイロットは。

そうこうしてるうちに稚内空港に到着。到着は10分遅れの13時。初・稚内空港だ。ちなみにこの時期の東京便は1日に1本だけだとか。

このままホテルにチェックインするにはまだ時間が早いので、時間調整の為に宗谷岬へ。観光バスが用意されてた。なんでもこの観光が今回のツアーで最初で最後の観光なんだとか。メインは鉄道で日本列島を縦断することだからね。

バスガイド曰く、昨日は大雨だったとか。でも今日は良い天気。風も強くなくて暖かい。宗谷岬について外に出ても気温3度。マジに暖かい。ちょっと歩いただけでも背中に汗かいてきたので持ってきたジャンパー脱いじゃった。それほど天気もよく、風もなく、穏やかで温かい宗谷岬だったのだ。

ホテルに着いたのはジャスト15時。広くて快適。

新しくなった駅舎を見に散歩に出てみた。驚いた!な、な、何なんだこれは!すっかり新しくなっちゃって昔の面影は一切なし!唯一昔と同じなのはホームだけだ。ちなみに正式なリニューアルオープンは4月29日ってことで、外はまだ工事中だった。

駅舎の中に入ってみた。いやぁーー、綺麗になっちゃっててビックリ。

お決まりの北堤防ドームにも来てみた。

晩飯は「蝦夷の里」へ。今まで「竹ちゃん」ばかりだったので、たまには違う店も開拓しなくちゃね!ってことで予めネットで探して決めてたのだ。

写真左:稚内の雲丹シーズンは4月から7月だとか。昨日から入荷が始まったばかりだという初物のウニ。濃厚で美味かった!

写真右:ホッケ。大きくて、脂が乗って、甘くて、美味しかった!

たまたまカウンターで隣になった人と話が弾んだ。なんでも猿払の道の駅に宿泊施設を造ってるんだそうだ。話の勢いで名刺など貰ってしまい、この秋の北海道旅行で猿払のその宿泊施設に泊まる約束などしちゃった稚内の夜なのだ。