7月30日(金曜日) 稚内ー猿払ー音威子府

本日の走行距離:161km、累積走行距離:1,694km

今日泊まっているのは「音威子府住民保養センター 天塩川温泉」


今日は距離のわりには盛りだくさん。とりあえずオホーツク側に出て、途中から内陸部に入るというコース。天気予報では音威子府あたりで昼過ぎに気温30℃オーバーの雨。雷雨を覚悟して出発した。

(左):オホーツク海側に出るということで、宗谷岬を通過。朝10時から結構な賑わい。若者たち数人がモニュメントの近くまでバイクを持っていき記念撮影してた。こういう事ができるのも朝の早い時間だね。

(右):初めて最北のGSで給油してみた。今までのゼファーじゃタンク容量が小さくて、ここで給油するタイミングがなかなか合わなかったんだよね。でも今度のV−Stromは大容量。変なタイミング調整などしなくていいのだ。今更だけど、「日本最北端給油証明書」と、ホタテの貝殻でできた「お守り」のようなものをもらった。

11時過ぎに「道の駅 さるふつ公園」に到着。この道の駅に来てソフトクリームを食べなかったことはない。ま、そういう道の駅が他にもたくさんあるんだけどねw

今日最初の訪問ポイント、エサヌカ線にやって来た。2年連続だ。しかーーーし、今年は牧草ロールがない!去年来たのは7月20日だった。たった10日の違いだけ。時期はそんなにズレてない。うーーん、今年の天候(日照り・雨不足)が影響してるのかなぁ。拍子抜けなエサヌカ線だったのだ。

クッチャロ湖にやって来た。エサヌカ線からはクッチャロ湖は目と鼻の先だ。

しかし暑い。じっとしてても汗が出てくる。そんな中、結構な数のキャンパーがいる。いくらタープを張ったってこの気温だ。ご苦労さまだなぁ。

今日の2つ目の訪問ポイント「中頓別町 郷土資料館」にやって来たのは12時半。入館料を払う際に、来館名簿に記名させられる。私が今日の最初の訪問者だった。ちなみに昨日の来館者はゼロのようだった。

開拓入植の経路を見て驚いた。気が遠くなるような距離だ。しかも山野を歩いて越えていったのだ。その経路は今日私がバイクですっ飛ばしていくところ。その道を切り開きながら開墾してきたと思うとクラクラしてしまう。

3つ目の訪問ポイントは「ペーチャン川砂金掘」。道道120号沿いの兵知安川(ペイチャンガワ)河川敷にあるのは見えた。しかし道道からその場所まで(あとで調べたら200mほど)がダート、しかもごろごろの石のダート。目の前にあるんだけど行くのを断念。だって女房から「ダート走行禁止!」のお達しが出てるんでね。

4つ目の訪問ポイントはこれ、「旧天北線・上音威子府駅跡」。分かりづらい場所にあるんだけど、Google先生って凄い!彼に教えられてついて行っただけ。R275から数十メートルの場所にあった。もちろんそこまでは砂利道。だからバイクを国道沿いに置いていったよ。

「元のプラットホームが修繕され、駅名標を模した看板を2015年8月に設置した」という記事を読んだんだけど、たった6年でこれほど荒れちゃうものなのかね。

5つ目の訪問ポイントは「松浦武四郎『北海道命名の地』碑」。ん?雨?天気雨?と思いながら、音威子府の三叉路をまさに西に進もうとしていた時、目の前の山の向こうの積乱雲に雨柱!天気予報も雨と言ってたし、目の前に大きな雨柱を見せつけられちゃ行く気も萎えちゃって断念。それにその碑は国道から数百メートルダートで入って行くと聞いてる。バイクを停めて往復1kmを土砂降りの中歩くなんてイヤだからね。

(左):ってことで音威子府駅に退避。様子見。

(右):もうやってないと知ってはいるんだけどね。

訪問ポイントを2つもパスっちゃったので時間が1時間余った。ホテルのチェックイン時間まで音威子府駅にいようかと思っていた時、女房から「蕎麦は食べたの?」とLINEあり。そうか!一路食堂なら音威子府駅からすぐ。軽く蕎麦食いながら時間をつぶすか!

で、「冷やしたぬき」。下から玄蕎麦が出てきた出てきた。幌加内の蕎麦より音威子府の蕎麦の方が好きだ。

今日のルート。走行距離161km。雨は何とかセーフ。